今日は補正予算と条例などの提案が行われました。条例については来週から始まる委員会で審査される予定です。補正予算は質疑を実施して、いつもどおりに全会一致で可決です。
・・・・まあ、特段問題がないならば、「可決」という結論でいいわけですが、多摩市議会の場合は阿部市長になってから「全会一致」が当たり前の光景になっていて、市長にとっては盤石な感じであり、外見上は全方位外交の成功の絵図ですね。しかし、そのための段取りと言うか・・・手続きと言うか、積み重ねと言うか・・・実は政治の?舞台裏ではいろいろ大変そうです。
他市の状況を聞いてみれば、「どうせ反対の人たちはアテにしない」で物事進めるようなところもあるようですが、多摩市の場合はそうはいかない政治文化があるために、行政も一苦労と言ったところでしょうか。昔は市長を応援している順番とか、市長に立場が近い順の人が優遇されていたことはもちろんですが、いまやそんな秩序?序列?・・・・もあってないようなものになっています。「うちの会派を一番にせよ!」などと小っちゃいことを言う人もずいぶんと少なくなったのかもしれませんね。もちろん、議長と副議長は別格です。議長副議長は他の議員よりも先んじて、行政などから説明を受けたり、情報を得ているはずですが、うちの会派の場合も多摩市議会の中だと人数だけは一番多いですが、「すごく頼りにされている」という感じはありません。いまだに、うちの会派の場合は「寄せ集め」とヒソヒソ言われているみたいですし。
そんなことを気にせずやるべきことを「寄せ集め」かもしれませんが、むしろ毛色も毛並みも人それぞれだからこそ「良し」という場合もあるでしょう。何事も前向きに取り組むしかありません。さて、「檻の中のライオン」と「あたらしい憲法草案のはなし」が届きましたので、娘と交換して読んでみたいと思います。来月、「檻の中のライオン」の著者である弁護士の方をお招きした講演会の開催予定があると聞いているので、楽しみ。
明日はパルテノン多摩大規模改修基本計画?基本設計?の現段階での案について、全議員説明会です。