「一粒の種をまく」

 

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週末の予定はスケジュール調整がさまざまあるため・・・土曜日に第一回目だった図書館本館基本構想策定委員会が始まったのに傍聴できず。その代り、資料を受け取りがてら図書館にヒアリングしてきました。コンサルタントも決定したということで、選定にあたっての公募要領なども改めてホームページに掲載されています。一時期、公募要領が掲載されなくなっていたのですが、よかった。策定経過をあとから辿る時、インターネットから情報収集する市民などは多いと思います。こうしてスタートラインからの情報掲載は必須ですね。決定した事業者さんは、南相馬の図書館も手掛けた方のようですね。同じ会派の大野さんが南相馬市の図書館に視察に行っていて、それこそ・・・市民参画で5年ほどかけていたかと思いますが、「市民と一緒に」を重視して進めてくれそうな感じ。期待できそう。しかし、予め示されているのは会議の回数が年内5回程度・・・・。ここ、私も「少なすぎない?」と思うわけですね。先日の子ども教育常任委員会で指摘したところ。やはり、策定委員会でも「回数が少ない」とするご意見があったようで、少し回数を増やすようですね。

パルテノン多摩大規模改修も図書館本館の再構築も・・・「市民の声を取り入れて」・・・・と市民の参加を重視したいという割には、「言ってることとやってることが違う」とか市民に言われてしまいそうな内容にならないか心配。市民参加の機会が多くあればいいというわけでもないと考えているものの、「アリバイ作り」になりやしないか・・・そのことは私の最大の懸念事項です。市民の声を上手くとりまとめていくところ・・・コンサルさんの力量などがあるのだと思っておりますが、しかし、市民の眼は「節穴」ではありません。

図書館本館のティーンズコーナーには18歳選挙権を告知する広瀬すずちゃんのポスター。テーブルには「めいすいくん」のキャラクターしおりがおいてありました。広瀬すずちゃんの動画・・・私も思わず見てしまいましたが、こうした広告にも税金が使われているのです。そしてまた東京都の選管も「TOHYO都」などと・・・・若者に振り向いてもらうために関係機関は必死ですね。

ところで、期日前投票ですが、改正された公職選挙法により開始と終了時刻を2時間拡大できるようになりました。「午前8時半~午後8時」が午前6時半から午後10時まで可能になるということですね・・・。どうせなら、この機に・・・駅前で開設する3日間に時間拡大すれば良いのに。時間を拡大したこともきちんと告知もしなければならないわけで、告知活動もあわせてやってこそ効果が見られると思っております・・・今後の課題ですね。

20160626 参院選は東京都が投票区なので・・・多摩市以外での選挙活動を体験できる貴重な機会でもあります。そしてまた、他の地域の議員さんと一緒に応援することもできて勉強にもなります(これは渋谷!)

さてさて・・・パルテノン多摩で見つけたもの。

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「それは永きの流れ それは故郷の薫り それは人と人のつながり

今ここに、文化の大輪が花咲くことを願い、一粒の種をまく  昭和62年10月31日 多摩市長 臼井千秋」

これ、とてもいい!・・・そう思いました。再発見という感じ。

 

教育とか文化とか・・・費用対効果というか、税金の投資効果をなかなか数値では示しにくいもの。でも、やっぱり税金を使う意義が認められるわけですよね。「一粒の種をまく」ってすてきな表現ですね。そして、種をまき続けなければいけないと思うのです。そのために多摩センターが文化と教育の中心拠点になってほしいなあ。パルテノン多摩の大規模改修と図書館本館の移転新築・・・どう進んでいくか、未来につなげてどんな街にしていくのかにも関わっていく。多くの方に注目していただきたいですね♪