先週末に引き続いて、多摩市議会は定例会4日目です。パルテノン多摩・・・今日も多摩センター活性化の観点から、あるいは、大規模改修に関する質問が続きました。注目されるのはいいことですね。せっかくの週末に、私・・・パルテノン多摩に行ってみました。なぜなら、我が家ではここのところパルテノン多摩が会話に上っているわけで・・・・娘が「キッズ・ファクトリーに行きたい」とリクエストしたからです。キッズ・ファクトリーはまだまだ知られる存在とは言えませんが、地味に頑張っている事業。PRすると足を運ぶ人も増えるのではないかと思ったりしますが、多摩中央公園では多くの子どもが遊んでいても、そのうち、半分以上の子どもたちはこの場所の存在を知らないと思われます。建物の中、なおかつわかりにくく、光が差し込んで、風通しの良い場所ではないため、PRしにくいことは確か。でも、「だから、集客力がない」・・・とイコールにして決めつけるのはよろしくないと思っています。
でも、大規模改修をするなら、中央公園からパルテノン多摩の建物を見た時、今のような「荘厳さ」ではなく、動きが欲しいですね。公園からのアプローチについては、今回の改修にあたっての一つのポイントになっているのですが、やはり動き、「何かやっているみたい」・・・なおかつ「誰でも参加できそうだ」というような雰囲気を放って、「ちょっと行ってみよう!」ってなるとよいなあと思うわけです。
おそらく、そうなって、もっとたくさんの人が来るようになると「キッズ・ファクトリー」のメニューもさらに良くなると思います。いずれにせよ、「公共ホール(パルテノン多摩はホールだけではないけれど)の雰囲気は働く人の雰囲気がつくる」とも言われます。ま、これは公共ホールに限らず、市役所の雰囲気などもそうだと思っているのですが・・・しかし、パルテノン多摩の場合にはそもそも「どこにココで働いている人がいるの?」かもよくわからない。1階(地下)に事務室があるのですが、これまた、場所的にも「薄暗い」感があり、「明るい雰囲気を放つ」というよりは、「近づきがたさ」の方が先立ちますね。ここもまた、明るくしてほしいものです。
ということで、一般質問も類似テーマが相次ぐというのは良きことですね。なぜなら、部長や副市長や、市長の答弁も練られていく感じがします。パルテノン多摩の必要性についても、今日は私の質問の時よりも、「わかりやすく答弁されていた」ような気がしたのは私も落ち着いて答弁に耳を傾けていたからかな。でも、パルテノン多摩については「市民の文化芸術の振興」のみならず、「都市政策(多摩センターの活性化)をどうしていくのか?」という観点での位置づけを明確化し、確認できているような気がします。仮にも、パルテノン多摩を廃止すべきと主張する議員は「都市政策をどうしていくのか?」という観点から、パルテノン多摩をなくしたときの別の政策を提案できなければ、今のところ説得力は持てないでしょう。今の状態は、決して市民に説明できるような状況とは言えない。だからこそ、今から挽回しないと。私はパルテノン多摩は「ニュータウン再生のシンボル」だと思います・・・というよりか「ニュータウン再生のシンボルにするため」に、これから力を注いでいくのだと考えております。
市政の活動は幅広い。ある程度テーマを絞りながら、一般質問していかないと・・・中途半端になってしまうということで・・・「特定分野」のことばかり取り上げてきている私・・・・ここに「芸術文化の振興」と「パルテノン多摩」のことを追加しないといけないわ♪・・・・ということで、次の定例会に向けたテーマでも「パルテノン多摩」のことを取り上げるために、さらなる調査をスタートさせます!