これ!・・・デス。アートマンのてぬぐい‛多摩センター’・・・多摩の夜空に輝く光。素敵です。本日の一般質問、再質問の冒頭で議場で披露しました。私、これを見つけ、「やっぱり、多摩センターのシンボルとしてパルテノン多摩を残したい」って思いました。でも、そのために整えなければいけない諸条件がいくつかあり、今日はそのこと中心に訴えたつもりです。「ハコが生まれ変わったとしても、ナカミが生まれ変わらず」・・・という状況だけは避けたい。施設設備の大規模改修をするとともに、運営についてももっと真剣に考えてほしいって伝えました。今まで「パルテノン多摩は何を実現する場所であるのか?そのためにどんな事業を展開していくべきなのか?」みたいなことはあまり議論されてなかった気がします。議会でもパルテノン多摩に投じられる毎年の予算のことが問題にはなっても、パルテノン多摩が担う「多摩市の文化行政って何ぞや?」みたいな、ある意味、謎解き合戦みたいな、明快な答えを出しにくいような議論ってなされていなかったと感じます。でも、本来・・・その議論があってこそ、パルテノン多摩の存在が生きたものになっていくんです。決して、その議論を置き去りにしようとか、避けて通ろうとしたわけではないけれど、でも、肝心なところ、根本的なところの議論をする機会・・・議会も作っていなかったな・・・って、過去を振り返り、行政だけを責めてはいけないということを特に強調したのだけど・・・伝わったかなあ。
「公共ホールの再生は、ハードにかかるコストだけでなく、どのような運営をするのか、その結果に’成果’として生み出される社会としてどのような社会実現を目指すのかを、議論されていかねばならない。」
私の尊敬する先輩から教えていただいたことです。この一言に最後、たどりついて締めくくったのですが、ちゃんと届く言葉で発することができていたかなあ・・・・。
それにしても、市長が最後に熱を込め答弁をしてくださったのですが、その中で、立教大学の社会デザイン研究所で実施している講座(公共ホールのつくり方と動かし方を学ぶ)「報告書」に言及が・・・・。実は私も同じ報告書を読んでおりました。そして、市職員がこの講座に参加し、報告書内にも執筆していることを知っておりました。しかし、まさかそのことが披露されるとは思っておりませんでした。なななな・・・なんと!職員の個人氏名まで上げて議場で紹介するとは!・・・「ええっ!」・・・思わず苦笑いしてしまいました。でも、市長はきっと、業務外時間にあっても意欲的、そしてまた情熱をもって仕事に従事している職員が存在しているんだ!って言いたかったんだと思います。そんな熱意ある職員さんが、まだまだ他にもいると思うんです。っていうか、実際にいます。頑張っている職員の存在を後押しできるような、そして一緒に頑張っていきたいですね。行政も議会も「市民のくらし」とか「まちの発展」のために汗をかくのが仕事だから。
それんにしても、ぶつかっている課題の一つひとつに「最適な解」を見つけていくために、やっぱり日々勉強しなければいけないですね。職員もそうですが、もちろん議員も。パルテノン多摩をどうするかについて・・・議論するためにも私も情報をもっともっと増やさないといけないと感じています。
何はともあれ、とにかく、終わり良ければ全て良し・・・いや、終わってしまえば全て良し?!市役所の駐車場で見上げた空に向けて深呼吸しました。その清々しさ!すっきりした気分にて週末を迎えられる幸せ。