5連休…

20150923

 

好天に恵まれた連休でしたね。市内では各駅を拠点にしながら、イベントが目白押しでもありました。多摩センターでは1キロフェス。今年で3年目です。多摩センターは言葉を選ばずに使用すれば’だだっ広い’ため、駅を降り立ったときは、正直・・・何かをやっているような雰囲気を感じず、何となくパルテノン多摩の方向に人だかりが見える・・・という景色なのですが、でも、定着しつつある感がありました。そしてまた、来場者は市民はもちろんのことですが、市外からも来て下さっている感じ。ユニークなパフォーマーのみなさんが盛りあげてくださいました。子どもにまじり、きらめきの池のブランコやりたかったなと思います。

そして、永山では恒例の永山フェスティバル!こちらは多摩センターとは違い、きゅっとコンパクトの駅前全体を使用し、グリナード永山をはじめとする商店さんも巻き込んだ一大イベントになっています。年間を通じては予算規模も含めて、永山公民館最大のお仕事・・・になっているところ・・・社会教育や学習拠点としての公民館の役割がこのイベントだけで果たされるわけではないことを念頭に置いてくださいね・・・・と現在、議会では昨年度の決算審査中で、公民館役割とは?業務とは?仕事内容を総点検しつつ、イベントで公民館が燃え尽きていないか?とやや懸念する私。とは言え、公民館などを使用して活動している団体などの発表の場として、歌があり、音楽があり、ダンスがあり・・・・子どもから高齢者の皆さんがいきいきと発表する姿を見ることは楽しくうれしいものです。そしてまた、例え一駅と言っても、多摩センターまでわざわざ足を運ぶのは・・・・という高齢者の皆さんがとっても多く集まる場でもあり、手づくり感満載の市民文化祭になっているところも魅力です。2日間実施されましたが、私も2日間とも知り合いの発表を見るために足を運んでまいりました。多くの人が集まってくるので、スタッフの皆さんの苦労ははかりしれないものと思うのです。

今年は「多摩焼き」・・・多摩の土100%のちっちゃな器を手に入れることができました。

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そして、桜ヶ丘では…多摩川沿い一ノ宮公園で「せいせきみらいフェスティバル」。主催したのは多摩市。共催に聖蹟桜ヶ丘活性化事業実施委員会。フィナーレを飾る30秒間75発の花火!・・・・ということで見に行ってまいりました。花火展示ブースも設置され、ミニ解説も伺いながら暗くなるのを待ちました。経済観光課の職員さんを中心に、他部署からも課長職の職員さんたちの応援を得ながら・・・・警備その他でイベントが無事に終わるように見守りが行われておりました。

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聖蹟桜ヶ丘では、「花火大会復活を!」という声も根強くあります。休止?中止してからもう4年ほど経過するのですね・・・・。5年ぶりの打ち上げ花火にはこの日のために協議を重ねてきた様々な人の苦労を含めた思いが込められていたことと思います。一瞬と言えば一瞬だったのかもしれませんが、私は一瞬で終わったとは思わず、大きく上がった花火への満足感をとても味わえてしまったのが不思議。何発も打ち上げされる豪華な花火大会終了後に感じる「終わっちゃった感」がなかったのですね。見る人の気持ちによりけりで、違って見える・・・を実感したひとときでもありました。

こうしたイベントなどに関わっていないと「感覚が鈍る」ってとある職員さんから伺いました。確かに・・・関わり続けているからわかる。やり続けているから蓄積されていくノウハウ、経験があるのでしょう。たったの数年でもブランクがあるということの大きさはそれこそ測り知れないものなのかもしれません。

あわせて、知る人ぞ知る・・・という感じで、宣伝不足だったような気がしますが、多摩市和田に本拠地を構える日本アニメーションさんは40周年を迎えることから、映画祭と合わせて、関戸公民館のギャラリーではセル画の展示が行われていました。これもまた内容がとても充実していて、特に、ちびまるこちゃんのアニメ制作過程を紹介する映像には親子で釘付けになっておりました。アニメの制作はとても奥が深いのですね。びっくりしました!

 

そんなことで5連休、市内では前半さまざまに楽しいイベントも行われ、遠方まで足を伸ばさなくても身近な場所で楽しくのんびり過ごせる・・・・こんな街って多くないのでは?って思いました。集客がやや分散するのでは?とも思ったりしましたが、それはそれでいいのかな?とも。でも、個人的にはこれがおすすめ。来年までやっていますので、ぜひ、パルテノン多摩の歴史ミュージアムにいらしてください!ニュータウンの移り変わりを見ることができます。展示スペースが狭すぎてホント残念。パルテノン多摩をリニューアルする際には、こうした地域の歴史や文化に密着した企画展示がもっと充実してみることのできる場所の確保を希望します。これは個人的にですが・・・・。せっかくの企画展示もスペースの制約があり、充実できないというのが悩みではないかと思うのです。

過去の歴史を辿れば、こうした展示スペースを少なくしてきた経緯もあるようですが、パルテノン多摩を運営している財団で頑張っている学芸員さんたちの力が存分十分に発揮されるとは言い難い広さのスペースしかないのはやはり問題ではないかと。市民の方々の協力者も少しずつ増えつつあり、企画展などへの市民参加協働も進んでいるのです。多摩の歴史や文化を次世代につないでいく時のパルテノン多摩の果たすべき役割にももう一度目を向けていきたいものです。

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それにしてもお天気続きの連休はよかったですが・・・週末の天候が心配です。運動会があるので・・・・。テルテル坊主に願かけなきゃ!