会派視察で沖縄に足を運び、基地問題や平和のことを考える機会を持ったことは珍しいことと言われ、新聞記者さんからヒアリングを受ける。印象に残ったことは何だったか・・・・。辺野古のテント村を後にする際、「ありがとうございました。頑張ってください。」と不意に出た言葉に「違うよ、一緒にがんばりましょう!でしょ。」と言われたこと。その時、自分自身の認識にハッと気がつかされましたね。正直、恥ずかしい気持ちもしましたので、個人的には大した感想ではないけれどそれがとても印象に残っている・・・って返答しました。
いよいよ市議会開会で、まずは一般質問の内容をさらに深めるための情報収集やヒアリングを重ねつつ、会派のメンバーとの意見交換を進めています。午前中は、愛和小学校のタブレットPCを活用している授業も見学してまいりました。学校公開日ではない普段の子どもたちの様子を少しは見れたかなあと思っています。指導者の力量も問われていくことなので一足飛びに「うまく活用できる」とまではいかないですね。でも、各教員が活用の工夫や活用するための努力をしている様子を感じることができました。新しいことに挑戦していくというのは大変な苦労を伴うことですね。それにしても、子どもたちの大半は機器の操作には何の抵抗もない様子。「デジタルネイティブ」と言いますが、操作するときの‘勘’が自然と働いているようにも見えました。
さて、多摩市議会に「戦争させない多摩市議会有志の会」が発足しています。先週から定例で街頭宣伝活動を行っていて、今日は遅れて参加してきました。今日参加したメンバーの集合写真です。党派や会派は関係なく、全ての議員さんに呼びかけをしていますが、こうなってくると国政問題も絡んでくるため・・・・自民党や公明党に所属されている方々はなかなか参加は難しい感じですね。国会では集団的自衛権をめぐってなど論戦が行われているわけですが、言われているほどに、社会の関心が高まっていないことへの危機感があります。何ができるかわかりませんが、せめて宣伝活動で状況を知らせていくことは必要かなと。できることをやっていくしかないなというのが私の正直な気持ちです。
今回、中心になってくださった議員の安斉さんが作成してくださったチラシには「あたらしい憲法の話」の一部を掲載しています。「子どもたちも読めるように’ルビ’をつけたほうがいいのでは?」という岩崎さんの意見も活かされています。これを機に、もう一度、「あたらし憲法の話」の全文を読み返してみましたが、とてもわかりやすくおすすめです。選挙権年齢の引き下げもいよいよ実現しそうですが、「年齢に達したらいきなり投票券が送りつけられてくる・・・・」ような現状では、せっかく年齢引き下げをしたところで、期待するような若い世代の政治参加の広がりにはつながらない気もしています。あたらしい憲法の話では選挙のことについてもわかりやすい解説になっていますが、よくよく考えてみると憲法のことについても、小学校中学校時代に「教科書」で何となく学んだ程度でしかないなあと思うものです。多摩市の選挙管理委員会では「模擬投票」の出張授業を展開していこうとしています。この3月に実施した出張授業がとても好評だったと聞いています。各小中学校の総合学習、もしくは社会科の時間などでも十分に取り入れることのできる内容かなと思っています。どこかで一度授業見学したいなあと思っています。
明日は晴れそう。青空が見れるといいなあ!