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2007年12月11日

12月定例会 一呼吸。

 定例会は初日から始まって5日目までに一般質問が終了。その後の2日間で補正予算・条例提案が行われるのですが、補正予算については昨日一日で審議が終了したので、今日は予測どおり午前中で本会議が終了しました。

 今日の即決案件は市役所B棟の耐震工事実施についての契約議決と庁用車の事故に関する損害賠償についての2件。耐震工事については3名が入札手続などについて質疑をしました。ここ最近、入札が不調に終わり、予定されていた工事が実施できない状況が生まれています。「そもそも行政の見積もり価格が適正ではなく、業者に無理強いをするようなものになっているのではないか。」という指摘もありました。入札問題はなかなか素人には扱いが難しい問題だなと感じます。工事などの場合には、鋼材市場の状況を的確に把握することが必要で、なおかつ労務費についても工賃の適正性が問われることなど行政が見積もる段階で様々な見地からの分析検討が求められるようです。そのために職員がスキルを磨かねばなりません。素人の議員(=私)がちょろっと勉強しただけで入札制度の概要はわかっても一つ一つ見積価格の適正性を見極めるのが難しいのと同様、職員も的確な見積価格をはじきだすために経験値が問われそうです。
 
 上記2件については全会一致で可決されました。

 
 その後、明日から始まる委員会に付託される条例案の提案説明がありました。今回の条例提案で私が最も気がかりなのは・・・6月定例会で反対をした組織改正に伴って関係条例を整理するために提出された条例です。
 
 ①組織を変更することについては反対をしたので、それに伴うものともなれば反対をする。
 ②組織の変更そのものは既に確定事項なので、それに伴う事務整理的な条例であれば賛成する。

 ちなみに組織変更の際、民主党TAMA会派としては賛成と反対で考え方を一本化できなかったので、今回についてもどうするものかと考えさせられます。賛成の立場が反対に歩み寄ることはまずないわけですが、反対した私が②という結論に歩み寄ることは‘できなくはない’ので。

 ところで、私が一般質問で取り上げた教育センターなのですが、今回の組織改正に伴う関係条例の整理のために提案された条例案にて「事業内容の見直し」が行われるのです。ちょっと?かなり解せないですね。組織を変更することと、教育センターの事業を見直すことは全く別物。教育センターはそれなりの役割が期待され条例設置されている機関。その機関の事業を見直しは組織の見直しの議論とは別個に行われるべきだと思います。
 市長に対し、今回の条例提案のあり方に疑問を投げかけてみましたが、教育委員会からあがってきた提案内容をそのまま市長提案にしただけ?

 教育センターの在り方、事業の見直しについて市全体で、例えば経営会議などでも議論はなかったのかしら?さらに詳しくは文教常任委員会で議論したいと思いますが、教育センターはそのくらいしか存在感の示せない施設としか言いようがありません!(悲)抜本的に改革が求められるし、求めたいと思います。そのために新しい教育長には力を発揮してもらわねば!!!


 明日からは常任委員会です。総務→厚生産業→建設環境→文教→ストックマネジメント・公共施設の再配置→議会改革・・・・・と続きます。最終日本会議は26日になります。

投稿者 hisaka : 2007年12月11日

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