« 12月定例会 一般質問5日目 | メイン | 12月定例会 一呼吸。 »

2007年12月10日

12月定例会 補正予算は可決。

 一般会計、特別会計とも補正予算が可決されました。珍しく?全会一致にて。質疑が特に集まったのは個人市民税の減額補正について。約10億円ほどのマイナスになっている理由でした。結局のところ、当初予算での見込み違い、予測を見誤ったというのが原因。とりあえずは昨年度からの繰越金やらで何とか対応するとのことですが、それにしても約10億円もの計算違いとは・・・・。収入(歳入)を膨らますと言うことはそれだけ支出(歳出)も膨らましていると言うことになり、約10億円分の事業を余計?余分?(とは言えないかもしれないが)の実施する計画を企てていたことにもなります。

 「実際に市民は住民税のフラット化など負担増で家計が苦しくなったことを実感している人も多数いるのに、蓋を開けてみれば市の収入は減っていて足りませんでした・・・・・なんてことを言われると納得がいかない。」

 その通りだと思います。約10億円・・・・・さて、どうしたものか?「とらぬ狸の皮算用」そのものな感も否めず。それはそうと、来年以降・・・・膨らませてしまった支出部分をきゅっと引き締めていかねばなりませんが、大盤振る舞いした反動や軋みがどこかに生じることは覚悟しなければならないでしょうね。

 というわけで、行財政の再構築で緊縮財政の体制を敷いてきたわけですが、その成果と税制改正によって今年度の予算はかなり箍が緩んだ感じになっていたことだけは確か。その原因は単なる予測の見誤りなのか・・・・もしかしたら4月にあった統一地方選挙前の予算だったことが影響しているのかどうかわかりませんが、当初予算の段階で議会がそれなりの機能を発揮していればこのような事態にはなっていなかったとも言えます。その点では市長も議会も同罪になるのだろう・・・・と思い、いささか議員としての力量が問われていることも痛感したのでした。


 明日も本会議です。契約議決、条例提案→委員会付託など行われます。

投稿者 hisaka : 2007年12月10日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1549