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2007年12月21日

12月定例会 議会運営委員会

 議会もいよいよ最終日の日程決め。ここへ来て、個人情報の紛失騒ぎ。年内最後まで何があるかわかりませんね。紛失事件については、議会としても重大に受け止め、最終日の一番最後に市長に対する質疑を行うこととなりました。

 そもそも紛失したのは12月11日。市長がその報告を受けたのは2、3日前のこと・・・・とのことで、その間・・・約1週間。もし、1週間の間にでも見つかっていたら市長は報告すら受けなかったと言うことなのでしょうか?「臭いものに蓋?個人情報を紛失したことも問題ですが、紛失した時点で市長に即報告がなかったことの問題も大きいと思います。最終日にはそのあたりのことを含めて危機管理体制など質疑がなされるものと考えています。


 さて、今日は民主党の政策研修会があり「後期高齢者医療制度」の話を聞いてきました。やはり、そのことに関連し、昨日に引き続き「特定健康診査」に「特定保健指導」についても全く実態には即さないという指摘がされていました。
 特に「特定保健指導」は成果を問わないで、ただ単に実施率を見るだけのもの。生活習慣病の予備軍の市民に対し、治療ではなくて単なる一般教育をするのみ・・・・なんて対策で解決するなんて甘すぎますね。「最近、食生活どうですか?」と尋ねただけで指導ポイントが加算されていくなんて・・・・。実際に成果を問わない指導で生活改善をしようとしても無理。荒療治でもしなければ、何十年と積み重ねてきた生活習慣やスタイルを変えることはまずもって難しいでしょうね。

 まだまだ「後期高齢者医療制度」について十分に理解しているとはいえませんが、制度全体の印象としては「長生きしたら損ですよ!」って暗に意味されているように思えてならないのは気のせいでしょうか。もちろん高齢者で高級車をスイスイ乗っている方を見かけると、私たち世代の今と未来を想像し、さすがに「優雅だなあ・・・・。」なんて思いますし、社会で負担を分かち合うってどういうことなんだろう?って考えさせられる現実もありますが・・・・。

投稿者 hisaka : 2007年12月21日

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