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2007年12月19日

12月市議会 議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会

 特別委員会はどうやら名称が長いのがお好き?!・・・・今日の議会改革特別委員会では先進事例として北海道栗山町の事例発表、先例集見直しチームからの報告があり、それらについて意見交換をしました。

 やるべきことがたくさんありすぎて、一体どこから手をつけていけばいいのかわからない!・・・そんな状況ながらも今日の先例集見直しチームからの発表で少しは改革内容を具体化できそうな気分になりました。


 いずれにせよ、現段階はまだまだ議論の入り口にも到達してない感じ。「どうやって議論を進めていくのか。」というところでの意見交換が中心です。メンバー全員の意識共有は何よりも大切だと考えていますが、そろそろ活発に意見交換し、議論できる体制に向けていく必要があると思います。議事録を作成するために、委員長が指名をして発言をする・・・・という型どおりの方式で進めるのではなく、ワークショップ形式を導入するなど従来とは異なる手法の導入も検討できるのではないかと考えています。


 私が・・・・というよりは、他の方々も議会運営上気がかりなことは「議会事務局」のこと。実は職員が1名減員しています。けれども昨年に比べたら、議会事務局の仕事は格段の差があるはず。例えば特別委員会が2つも立ち上がっているということは、それだけ事務量は増えることにつながります。限られた人員のなかで作業をこなしていくとなると一人当たりの負担は増えることになりますね。事務局を見ていても、人員確保などのこと考えさせられます。
 「来年は市長にお願いをして、職員を増やしてもらうようにしたほうがいいと思う。」と話す議員の方もいらっしゃいますが、「市長にお願いをして」・・・・・となっていること自体・・・・議会の独自性と言いながらも市長にいかに依存しているのかがわかります。そんな状況が議会と市長との力加減も決めているのかもしれませんね。議会の力を発揮するため、議会がそれなりの調査能力を発揮していくためには事務局機能を充実することは必要です。市長がもしそのことを理解していれば、議会への配慮がなされるのではないかと期待するものです。

 年明けからの議会改革特別委員会ですが、市民アンケートの実施の件など取り組みの具体化を進める段取りです。委員会傍聴者からも意見をもらいたいと考えていますし、そのためのルールもつくらねばならない・・・・色々な物事を進めるときの手順など一つ一つに時間がかかりすぎるのには少々やきもきしますが、その時間を惜しむこともできません。丁寧に進め、議会全体での合意形成をしながら、市民の期待と関心が寄せられる議会に変えていきたいですね。

 ・・・・それにしても今日の特別委員会では傍聴者の閲覧用資料が十分に用意することができておらず、ご迷惑をおかけしました。先例集の見直しをするのに、肝心な「先例集」が準備できていなかったのです。できる限り配慮と気くばりを・・・・としているつもりでも、傍聴者の立場を十分に理解できていなかったことは反省点です。そもそも「先例集」を市民が手にとること自体、従来は全く想定されていなことでした。つまり、閲覧資料にすることすら思いつかなかったというわけですから。

投稿者 hisaka : 2007年12月19日

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