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2007年11月29日

「がっかり」の一言からはじまる!!

 12月定例会の議事運営について議会運営委員会が開催されました。市長提出議案について・・・・予定されていた都市計画税の税率改定(引下げ)については提案取止めするとの報告がありました。何でも「事情が変更した。」とのことです。急展開には「しかるべき理由」が・・・。

 今度の定例会でも「サンピア多摩の今後の見通しについて」一般質問が通告されていますが、それにも大きく関ってくる話だそうです。詳しいことについてはまだ知らされていませんが、「今後の見通し云々」・・・・都市計画税の引下げ提案は見送る判断をしたようです。


 さて、議事運営については案外すんなりと確定し、懸案事項になっている数点に関して議論になりました。中でも議員研修について市民に公開するかどうか結論が先送りされていたのですが、残念ながら各会派の見解が歩み寄ることができませんでした。「まとまらず」。


 その結果、今年も「非公開」にて実施されることになりました。
 
 
 今回の議員研修については「講演会」のみならず、「議員同士の意見交換」もすることで決定しています。「議員同士の意見交換」に対し、傍聴者がいることで意見が言いにくくなる。」と懸念を表明していた会派もあったので、私としては‘かなりの’譲歩で「『講演会』は市民に公開して、『意見交換』は非公開ではどうか?」・・・・と折衷案も提示してみたのですが、駄目でした。まあ、中途半端に公開するのであれば公開しないのと同じかもしれませんね。「公開」するなら全て公開、「非公開」なら全てを非公開のほうがすっきりすることは確か。

 やはり・・・「何でもかんでも市民に公開する必要はない」「議員だけでしっかりと研修を実施すべき」という保守的な考え方(私は古典的って思うけど)を切り崩すのは相当程度難しいのかもしれませんね。ちなみに、今回の議員研修のテーマは「議会改革」・・・・・なので、「大いに市民にも公開していくべきではないか!!!」「公開するのが当然!!!」という意見も強かったのも事実。

 それにしても、「市民に見られると萎縮しちゃって意見が言えない。」という気が小さい議員はいるのだろうか?と私の中ではいまいち疑問は解消できず。

 いずれにせよ、「公開すべき」「公開すべきでない」という双方が歩み寄れなければ・・・・「従来どおり粛々と」が大大大大大原則なので、合議制で高速運転できない議会運営委員会の結論は「今年も今までと同じく非公開で実施しましょう。」となりました。

 もちろん、今日もお馴染みの市議会ウオッチングのメンバーの方が傍聴されていたのですが、、、、議員研修の「公開or非公開」議論の一部始終に対し、「がっかりだよ。」とがっくりと肩を落としてお帰りになりました。私も一瞬はがっかりしたのですが、「来年度は公開していけるようにしなくっちゃ!」と思っただけで元気が出ました。「焦らず少しずつ。」粘り強く努力することが何よりも大切ですから!

投稿者 hisaka : 2007年11月29日

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