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2007年11月23日

さえずりの森

 「さえずりの森フェスタ」に参加しました。「さえずりの森」・・・・・永山駅前の雑木林のことです。手づくりの看板も設置されていますが、まだ「さえずりの森」と言ってもわからない人のほうが多いかもしれませんね。

 今日は雑木林の散策、そして芋煮(豚汁のこと?!)をいただき、私はクリスマスリースまで作ってしまいました。久しぶりに工作をしてしまいました。「リースは多摩市内に落ちているものを拾えばできるのよ!」と教えてくれた方がいらっしゃるように、材料は全て多摩市産です!・・・・私は見たことのない?知らなかった植物(今でも名前がわからないけれど)を使って完成したリースをさっそく飾ってみました。出来映えは別としても、手づくりリースに我が子は大喜びでした♪

 久々に散策をした雑木林。相変わらず中に入ると駅前の喧騒を忘れます。子どもたちにとってはちょっとした探検ごっこができる場所。中に入ると珍しい植物もあります。とりあえず、「クヌギ」の木だけは覚えこみました。雑木林内は永山駅前雑木林を保全育成の会の方ができる範囲で管理を進めているようですが、「もう少し手を入れたほうがいいのではないか?」と仰っている方もいました。市民協働でみどりの管理をするというのは多摩市の考え方。私もその考え方に対し、基本的には賛成します。しかし、市民だけの力に頼れきれない部分もあると感じます。これはみどり・雑木林の管理だけに限らないことかもしれませんね。

 今後の課題として、市民協働という時の「役割分担」について、その都度その都度必要性に応じて決めていけるルールが必要になるように感じています。まずは市民の側からの要望や要請、意見をとりまとめ、集約する窓口が必要。そして「役割分担」の内容について、協議や交渉を重ねるテーブルが公開されることが望ましいと考えます。それは「協働」も公平で公正な視点で進めていくための条件だと思うからです。


 「さえずりの森」を守っていくために市民と行政がどう役割分担を進めていけるのだろうか・・・・・・この雑木林は「予定外」の取得地であるがゆえ、その保全活動には市民の力が不可欠。まずは、駅前のオアシスを守るために一人でも多くの市民に関ってもらいたい・・・そんな思いを伝え広げていくために時間をかけて取組んでいきたいと思った昼下がりでした。

投稿者 hisaka : 2007年11月23日

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