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2007年11月20日

市議会中継は不必要?

 記念すべき?第30回の市政世論調査の結果が概要版で議員に配布されました。この中に市議会に関する質問と回答。

①市議会を傍聴したことありますか。
     複数回ある    2.6%
     1度だけある   2.9%
     まったくない  93.1%
     無回答      1.5%
②庁舎ロビーで行っている市議会中継を見たことがありますか。
     複数回ある    2.5%
     1度だけある   5.1%
     まったくない  90.7%
     無回答      1.7%
③市議会中継を見たいと思いますか。
     思う           37.4%
     あまり思わない    33.4% 
     まったく思わない   26.1%
     無回答          3.2%

 そもそも質問者の意図するところはどこにあるのでしょうね・・・・?市議会が「市民への公開」の一環として、インターネットやケーブルテレビによる中継などに取組んでいこうとしていることに対し、その必要性を判断するため?

 議会は平日の真昼間に開催されているわけで、「市議会の傍聴」についても「まったくない」と回答した人が90%を超えているというのは当然のことでしょう。むしろ、その後の質問に「市議会を傍聴したいと思いますか。」という問いが欲しいところです。それについては、「市議会中継を見たい」ということと関連づけて考えることも可能なのかもしれませんが、もし、市議会を‘生’で見たいという市民の希望が多いなら「夜間・土日議会」の開催も検討の余地に入ってきそうです。

 でも、市議会がどんな活動をしているのか、市議会の場所の知らないし、市議会がいつ開催されているのかもわからない、市議会議員の名前も一人も知らない・・・・等などという市民のほうが多数を占めるはずなので、「夜間・土日議会」を開催しても、インターネットなどの中継を試みても・・・議会が孤軍奮闘で取組んでは見たものの、結局は自己満足改革で終始してしまう場合もあるようです。
 なので、議会改革をするときには自己満足に陥らず、はまっていかないようにしたいものです。

投稿者 hisaka : 2007年11月20日

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