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2007年10月26日

視察に関する意見交換・・・?

 建設環境常任委員会で視察についての意見交換を実施するとのことだったので傍聴に行きました。寝屋川市の北河内4市リサイクル施設組合と掛川市の資源環境ギャラリーへの視察だったようです。

 今後、多摩市が廃プラスチック処理問題をどう考えていくのかは大きな課題。視察を踏まえて、どんな議論が行われるのかと思っていましたが、今日のところはまずは委員同士が各々感想を出し合ったところで終了を見ました。特に、北河内4市リサイクル施設組合は廃プラスチックの処理について専門委員会を設置し、意見を聞くなど慎重な対応で進めてきている事例として全国的にも注目されていますが、多摩市のエコプラザとの比較からは規模に違いがあるとの印象が強かったようでした。だいたい処理量としてはエコプラザの5倍量ほど。そのことからどんな結論が導き出されるのだろう・・・?と思いながら、傍聴していましたが、おそらく「処理量が少なければいい」なんて単純な答えを出すわけではないでしょうね。

 今日は傍聴者の方でほぼ満員という状況で、いかに廃プラスチック処理問題に関心が集まっているかを実感したわけですが、委員会としても緊張感ある議論が展開できそう。期待倒れにならないように委員会を運営していくところに委員長の技量・手腕が問われそうですね。
 
 ちなみに、部外者かもしれませんが私としては、エコプラザに対し、北河内4市リサイクル施設組合のホームページのようにしっかりと情報公開できる体制づくりこそ求めていくべきと思っています。建設工事の概要などもわかりやすく掲載されていますし。市民にどうやって理解を求めていくのか、その態度が端的に表れるのは情報公開への姿勢ではないかと考えています。

 「こうやって視察に関する意見交換とかやっていくことが議会改革につながるんだ。」というのが委員長の弁ですが、視察をしたことについて意見交換をすると言っても、視察目的などがしっかり共有できていなければ議論が散漫になってしまうようにも感じます。やはり、視察地の選定をするところから委員同士が目的意識を共有し、ある程度の共通認識を持って実際の現場に足を運ぶ・・・・という流れを事前に作っておくことが求められるように思いました。

 
 それにしてもあっという間に月日が過ぎていきます。あと1ヶ月したら、また12月定例会の一般質問の事前通告締切日になってしまう・・・・・。そういえば、9月定例会で取り上げたNPOセンターの問題はどうなっているかしら?と担当部に連絡をしてみたのですが、動きがかなり鈍っているご様子。私が求めている「NPOセンターの今後の運営などどうするのか?」を話しあうための場の設置は先送りされそう!?
 ・・・・・答弁では「今年度中にやります。」とのことでしたが、「来年度の予算編成を考えると少なくとも年内には場の設置をしなければ遅すぎるのでは?」(って指摘しておいたんだけれど。)

投稿者 hisaka : 2007年10月26日

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