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2007年09月07日

9月定例会 一般質問5日目

 一般質問の日程はすべて終了しました。週明けから補正予算の審議がスタートします。

 今日の一般質問では「エコプラザ多摩」に関し、予防原則の立場からも廃プラスチックの圧縮梱包装置の稼動を中止すべきとの発言がありました。行政側とのやりとりで、「それでは議員さんは廃プラスチックについてはどのように対応なさればいいとお考えですか。」と反問をされたことに対し、「プラスチックについてはサーマルリサイクルがいいと思う。」ということの発言があり、議場の空気の流れが一瞬・・・どよどよっとなりました。
 やっぱり、対案としてはサーマルリサイクルになってしまうのですね。確かに熱回収するのも一つの手法とは言えますが、それは最終手段にしなければいけません。「燃やす」ということは、最終処分場への焼却灰持ち込み量も減らさないということになるわけですから・・・・。「燃やさず、埋め立てず」これが多摩市の方針です。


 ところで、今定例会に提案されている主な議案については、すでに市長がメッセージとして発信していますね。
 家庭系ごみの収集方式の変更の件に対しては市民意見なども踏まえて、考え方が少し変更しされたようです。収集手数料についても前回提案内容とは異なっています。(大袋 80円だったものが60円に)。
 今、民主党TAMAではその考え方をもう一度確認するとともに、「ごみを減らす」という観点にたち、改めて収集方式をどうすべきなのかを議論しているところです。

 月曜日から始まる補正予算の審議。「家庭系ごみの有料化」にも関連する予算の計上もあり、議論が白熱しそう?個人的には「有料」or「無料」というような手数料負担の問題だけに矮小化されてしまうことには残念に感じています。なぜなら、大目的には「ごみを減らす」ということがあるからです。そのために何ができるのか、今以上の対策について積極的な提案が行われるような審議であってほしいものです。

投稿者 hisaka : 2007年09月07日

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