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2007年09月03日

9月定例会 初日

 定例会スタートしました!いつものように市長の行政報告などがあり、一般質問がスタートしました。

 ・・・私は今日の2番目が発言順だったので、市長の報告と私の前に発言に立った議員さんの一般質問の記憶がほとんどありません。朝からずっと自分の質問内容のおさらいでいっぱいいっぱいでした。


今回の質問は二つ。①「ひまわり教室」の今後の方向と就学支援のあり方についてと②多摩NPOセンターの今後とNPO・市民活動支援について。
 議員一人当たりの発言時間は35分。終わってみてわかったことは、内容を深めて質問をするためには1問が妥当だということ。どうしても今のタイミングで質問したいと考えた2つのことだったのですが、やはり2問というのはちょっと欲張りすぎたなあと思っています。でも、予め・・・・担当者にヒアリングをした感触で①の「ひまわり教室」については、それほど実のある答弁がなさそうだと予想していたので、②のNPOセンターの件に多くの時間を割いたことは正解だったと思います。

先日も書いたとおり・・・

「NPOセンターの問題で一番致命的だったのは、市民協働や市民参画に最も重要な「信頼関係の構築」を大きく後退させるような行政の手続きがあったことだと考えています。「公設備・市民設立・市民運営」という高く掲げた理念は踏襲するとしつつも、行政主導で受託団体の変更を実施してみたり、その後も色々なことが有耶無耶になったままにNPOセンター事業実施要綱を設置してみたり・・・と私にも不可解な状況があります。
 今のNPOセンターの運営云々ではなく、それ以前の問題として行政の透明性を欠き、市民への説明不足を指摘せざるを得ず今に至っていることそのものが問題なのです。」

 そして、過去の議会において、この手続きの不備を是正する意味も込めて・・・

「多摩NPOセンターのあり方については改めて初心に戻るといいますか、このあり方を含めてやはり5年たった段階でいま一度市民の方と交えて話し合いをして、そういう中で次のステップになるだろうというふうに考えております。そういう意味では、18年度、市民の方を交えた中で検討していきたいというふうに考えております。」

 との答弁をしているにも関らず、「市民との議論のテーブル」を設置してこなかったことが問題になっています。

 はっきり言って、この局面に来てNPOセンターの問題に関する発言をしなければならないというのは不本意なこと。今日の質問では答弁内容に沿った着実なる取組みがなされていないことを指摘しただけの話です。
 今日の質問を経て、早速に(答弁では「今年度中に」とのことだったが)「議論の場」をも設置してもらいたいと思います。速やかに設置しなければいけない必要性については理解してもらえるように質問したつもりなので。
 明日から?というのは難しいかもしれませんが、今後の行方をしっかり見守りつつ・・・・不十分さがあればまたまたフォローするための質問を繰り返さねば。


 「ひまわり教室」のことについても、今日の段階では「検討中」ということで、具体的なところは「現在、詰めているところ」なんだそう。
 これに関しても、常に部長の答弁が「詰めているところ。」というままで変化がほとんどないのは一体どういうことなのでしょう?

 ところで、一般質問の発言者席は市長の目の前の場所にあるのですが、部長が答弁に立とうとしているところに市長が小声で「自信を持って」と頷いていたのが今日一番の印象に残ったことでした。

 多摩市の場合、たいていの答弁は市長ではなく部長が行い、最終兵器、最後の切り札として市長が答弁に立つという役割分担があるようです。個人的な想像に過ぎませんが、私は部長任せにされても困る部分までをも答弁させられているとしたら「自信」もなにも・・・・発言を委ねられる方も困惑するでしょうね。

 いずれにせよ、答弁をするのば部長かもしれないけれど、その発言内容にすべての責任を負っているのは市長。市長が常に「動じない」という姿勢さえあればいいのではないか?なんて思いつつ・・・・私までも部長が答弁に立つたびに「自信を持って」という囁きを耳の奥で何度も響かせてしまいました・・・・。
 

投稿者 hisaka : 2007年09月03日

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