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2007年08月27日

デビュー待ち!強化磁器食器♪

 このたび改築工事の完成した南野学校給食センターの内覧会に足を運びました。ピッカピかになった施設内では最新の機器が設置され、夏休み明けの配食に向けた準備が行われていました。

 何といっても!強化磁器食器の導入が目玉。メラミン食器に変更したことを理由にして、お弁当を持参だったのは20数年前のこと。「メラミン食器さん、おつかれさまでした。」という感じです。食器を変更するということは、その食器に応じて保管する場所(保管庫)、洗浄器・乾燥機などの設備もリニューアルするわけで、悪評だったメラミン食器も相当程度長年使用し続けなかった理由があったのだろう・・・・と思いながら、感慨深く新しい食器を手に取りながら見学をしました。
 強化磁器食器は少々重たいので、子どもたちの給食の時間にちょっと戸惑いがあるのかもしれない・・・と思いましたが、すでに市内の小中学校で試験的に使用してみた事例では問題がなかったようです。「なぜ、食器が変更したのか?」という時期に遭遇できるということの意味はとても大きくて、メラミン食器の導入に大反対する渦中に置かれたことが私の考え方にも多少なりとも影響を与えているように、「強化磁器食器」への変更で子どもたちが色々なことを考えてくれるように問題提起など投げかけていける教育があればいいなと思ったりしています。

 ちょうど、今日は強化磁器食器を使用前にすべて洗浄するという作業を実施していましたが、気になるのはどんな石鹸をしようしているのかということ。油分などはかなり強力な洗浄液でなければ、汚れがきれいに取れないのではないか?と思いましたが、「ヤシノミ洗剤をしようしています。」という話でした。
 ヤシノミ洗剤は自然で安全性も高そうに思うのですが「合成界面活性剤」が使用されていることをご存知なのかしら?・・・・・
 

 また、最新式で「食べ残し」や調理の際の「野菜くず等」はすべて消滅型の生ごみ処理機へ。かなりの処理能力を発揮するようでした。この設備にはかなり注目が集まっていました。


 

 「強化磁器に変更になってよかった!」と拍手拍手とはいうものの、食器が変わったからって「食事の中味」が変わるものではありませんね。献立を考えるのにはかなりな苦労があると伺っていますが、今後の課題はアレルギー対応の除去食、そしてまた私自身は「米飯給食」を進めていきたいと思います。京都ではすでに「毎日ご飯!」の給食に変わっていると聞いています。
 それこそ・・・・日本のおいしいお米を食べないのは「もったいない」。「お米食べなきゃ。」「一粒一粒大事にしたい。」


 食糧自給率の低さもあわせて考えながら、私は「ご飯を食べよう!」を広めたいと思います。

 ・・・・といいながら、私はパンが大好き人間です♪

投稿者 hisaka : 2007年08月27日

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