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2007年08月08日

注目な話題

 今後に向けて報告を受けた2件のことについて。市民的にも関心のあるところだと思うので・・・・。

▽まずは、多摩市立幼稚園跡地の活用について。

 今月20日号のたま広報にてパブリックコメントを集めるようですが、多摩市版の幼保一元化施設などなどの検討を経て、最終的には東永山にある学校跡地に暫定設置してきた子ども家庭支援センターを移転させ、子育て広場、一時保育の実施、ファミリーサポートセンタと子育て機関をバックアップしサポートするような情報センター的機能を持たせることとになったようです。
 
 実は市立幼稚園の廃園をと同時に描かれていた構想、そしてまた施設の活用を議論してきた検討委員会の最終的な結論もありましたが、その後・・・さまざまな状況を加味して当初とは異なる活用方策になりました。私個人としては今回の結論を大いに歓迎したいと思っています。

 ところで、市立幼稚園の歴史を紐解くと、地域のみなさんの幼児教育に対する思いの強さを知ることができます。土地などの寄附などもあったと伺っています。廃園の際にもその思いを無にしないことが最優先されなければならないと感じてきました。
 新たに示された結論は「幼児教育」が全面に打ち出された施設ではありませんが、地元の方々の概ねの理解は得られているようです。


 今後は具体的な運営手法などが検討されていくわけですが、私としては国分寺に見学に行ったプレイセンターピカソのように、「家族が一緒に成長する子育てサポート」をしていけるような場所にできるといいなと考えています。


▽家庭系ごみの有料化・エコプラなど

 市長は9月議会での議案提出を予定しながら、準備を進めているそうです。会派としての結論を最終的に下すことが求められていますが、4月の選挙で掲げたマニフェストでは「基本的に有料化には賛成」を掲げているので、それに照らし合わせながら検討していきます。

 有料化と同時に予定されているのが容リプラの回収。それに向けては徹底的に分別する習慣?技術?を取得が求められます。
 分別については、小学校単位ごとくらいでの拠点説明会を開催するそうです。一つの場所で日時を変えながら最低3回ほどの実施を考えているとの話でした。何しろごみの分別も減量も、市民一人一人の協力無くしては進めていくことができない・・・・何と!この拠点説明会は市民の協力者も得ながら進めていく予定にもなっていると聞いています。
 有料化がどこまでごみ減量のインセンティブとして働いていくのか?という点では疑問視する声もありますが、有料化を導入している地域の友人などに話を聞いてみると「有料化になって、ごみのことを考えるようになったのでよかった」という声も聞いています。ごみの減量を進めていくこととあわせて、「ごみの問題」を意識したり、考えることをきっかけに地球環境のことや自分たち自身の暮らしを見直すことにもつながっていくことの意味は大きいように思っています。

 それにしても近頃・・・・「ごみを出さない」ことを意識するので買い物が結構億劫になりますね。一つ一つの製品を選ぶとき、なるべく‘ごみ’にならないものをと心がけても限度がある・・・・どうしてこんなに過剰包装なのかとため息が出てしまいます。そしてまた、家にあるものも少しずつ整理をしたいと考え始めました。必要なもの最小限でシンプルな暮らしを心がけていきたいものです。

投稿者 hisaka : 2007年08月08日

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