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2007年08月06日

平和宣言

 我が家の目の前は公園。蝉が熱唱しているので、ますます暑さがかきたてられる今日この頃です。少々、夏休みモードに入っている私ですが、今日は午前・午後と市役所で情報収集活動などをしていました。市役所全体も‘おやすみモード’・・・かと言えば、決してそういうわけではなく、9月議会に向けての準備が進んでいる模様です。特に決算特別委員会があるのでそれに向けての準備は山をむかえているような気もします。議会の予定は、明日が「ストックマネジメントと公共施設配置」を考える特別委員会が開催されますが、今日は三重県の津市議会の方々が多摩市に行政視察に来られていたようでした。恰幅のいい方々のお姿をちらり拝見しました。

 さて、今日はヒロシマに原爆が投下されて62年目の夏。私は毎年、広島市長の宣言に注目をしています。今年の秋葉市長の宣言ですが、さっそく広島市のホームページに掲載されています。

 

唯一の被爆国である日本国政府には、まず謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、それを世界に広める責任があります。

 謙虚に学んでいくこと。‘省’として格上げされた防衛庁の長の不穏当発言が思い出されますね。平和宣言はシンプルな文章の中に‘まち’としての決意がとても強く述べられています。

 

同時に、国際法により核兵器廃絶のため誠実に努力する義務を負う日本国政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり「ノー」と言うべきです。

 地方自治体の長であっても、このような強い意思の表明と決意、覚悟を述べることができることを改めて目の当たりにした感じがしました。戦争体験のある人々が年々少なくなっていくことだけはわかっている・・・・この時代に、今日、8月6日をいかに語りつないでいくのかを考える一日があるだけでも意義があるのかもしれませんね。

投稿者 hisaka : 2007年08月06日

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