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2007年07月04日

6月定例会~最終日

 市長から提案されたすべての議案が「基本的には」可決されました。(「基本的には」というのは市長の弁です。)

 会派で大問題になっていた「組織改正条例」についてですが、結局は会派にて見解を分かつこととなりました。やはり施行日を延期しただけの修正案に賛成することは後々後悔しそうなので。結果的には賛成多数で修正案・原案ともに可決しました。
 会派で見解をまとめることができなかったのは残念なことですが、勇み足で?なぜか民主党が修正案の提案者になっていたことについても納得ができず。これはただの内輪もめに過ぎませんが、会派内で議論を尽くしながらやっていくという基本中の基本を再確認した一日にもなりました。


 今日はその他、「エコプラザ多摩」廃プラスチック施設の見直しを求める趣旨の2件の陳情の採決もありましたが、結果は不採択(多分見間違えてなければ16名)。まずは設備本格稼働前の試験運転に向けて進んでいくと思います。私は試験運転で実施を予定している調査が重要になると思っていて、そこで得られた情報を適切に公表してもらいたいと考えています。
 まさか、、、多摩市に限っては、そんなことが起きないと考えていますが、時たま「不都合な情報」が長年にわたり隠されていたという報道もあります。どのような情報が得られたとしても発表すべきで、その情報をもとに今後の対策も考えていく気構えが必要不可欠。もちろん万が一の場合の稼働停止は言わずもがなです。

 終わってみればあっさり。


 ちなみに、未だに何を議論するのかがよくわからない「ストック・マネージメント(資産管理)と公共施設の配置の在り方について」特別委員会が設置されました。多摩市の場合には費用弁償(本会議や委員会に出席した議員に支払われる会議出席手当。一日一人1万円なんてところもある)がすでに廃止されているので、特別委員会を設置して、無駄に経費を発生させていると非難されることは免れると思いますが・・・・。

 財政逼迫の要因とも指摘されている市の規模に見合わない公共施設の見直し議論は必要でしょう。議員が知恵を絞ることも必要ですね。それでも、「特別委員会を設置する目的がよくわからない」とささやく人も少なくありません。

 ・・・・って私もその一人です。議会運営委員会のメンバーなので特別委員会設置の提案者の一人に名前を連ねているのですが「総務常任委員会と建設環境常任委員会の総意で決まったこと」と説明されていたので、わざわざ異議?設置に対する疑問は唱えなかったものの、設置する目的と意義がよくわかっていません。


 とりあえず特別委員会は12名で構成されることになり委員長は自民党の藤原正範氏、副委員長は改革ゆいの会から加藤松夫氏に決定しました。(私は委員ではありません。)傍聴をしながら、特別委員会での議論に学び、公共施設のあり方について考えを深めていくこととなりそうです。

 改選後の初の議会も淡々、粛々と。そして改選後だからと新たな取り組みにも着手・・・・というところでしょうか。
 ちなみに定例会が終了してしまうと、閉会中に開催される委員会などの予定をお知らせする場がありません。今、私が把握しているだけの日程は下記のとおりです。議会日程を随時お知らせするような場が必要ですね。(議会改革事項?!)

○7月11日(水) 議会運営委員会
○7月25日(水) 総務常任委員会 (副市長二人制に反対する陳情)
○8月1日(水) 文教常任委員会(貝取・豊ヶ丘地域の小学校統廃合に関する陳情 13:00~)
○8月7日(火) ス・公特別委員会

投稿者 hisaka : 2007年07月04日

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