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2007年07月02日

6月定例会~議会運営委員会

 明後日が最終日です。それに向けての日程確認など行いました。あわせて議員研修会、議会運営委員会の視察、議会改革のこと等でも意見交換をしました。全員一致で合議制の会議は進めるのがなかなか大変で、結論を出すまでには時間がかかります。変に「協調性」が問われ、さまざま思惑が交錯する場面が多々ある雰囲気は決して居心地いいものではありません。異空間であることは確かです(って議会そのものが異空間なのかもしれませんけれど)。
 つねに・・・どこかで磁石のN極とS極を向き合せた時のような・・・・いつでも‘逆向きの力’がくすぶっているわけですから。当然といえば当然ですね。多種多様な人たちが集まっている市議会なので合議制が容易く進むほうがおかしいかもしれません。


 それにしても、合議制というのは時に物事を進めていく時の ‘弊害’になることもあると思います。今日は議会改革をどう進めていくのかについて意見交換をしましたが、概ねどの会派も「特別委員会など」の議会運営委員会とは別の場所で議論を進めるのが望ましいとの方向だったにも関わらず、1会派だけが「議会運営委員会でやるべし。議会運営委員会でできない理由がわからない。」との主張だったために議論をまとめることが出来ず、結論持ち越し。

 ・・・・・少数者の意見も大事にする必要はあると思いますが、「議会改革」の必要性はほぼ全員が認めているわけです。その進め方だけの意見の食い違いです。その場の雰囲気や議論の様子にて歩調をあわせてくれてもいいのに・・・・と思いましたが、それはなかなか難しいコトなのかもしれませんね。そもそも、議会運営委員会に出席しているメンバーは各会派の代表なので、そう簡単に自身の一存で「会派の主張」を変更することはできないでしょうから。それでも優先するべきは「議会改革」であるので、次回の会議には一歩前進の結論に至ることを願うばかりです。


 というわけで、議会運営委員会で「議会改革」を論じようとすると「合議制」が壁になり、議論が進んでいるようで実は進んでいなかった・・・・・みたいな状況になりかねないのです。今までもずっとそうでした。
 「議会改革」は進めてこなかったわけではないのです。ただ、、、、、さまざまに意見交換はされても「合議制」が「結論」をだすことを阻止してきたのですね。そして、全会一致ができなかったので「従来どおり」「従前どおり」となってきた側面は多いにあるのです。
 

 そこで私は別の場を設定するほうが望ましいだろうと考えています。もちろん、何でも多数決で結論付けるというわけではありませんが、最終的にどうするのかという局面で「決めなければいけない」という場合、、、、「合議制」に限る必要はないでしょう。みんなが「決めたいのに決められない。」という状況に貶められることほど情けなく辛いものはありません。


 それにしても、「議会改革」と一言で言っても・・・・その内容をとう捉えているのかからも意見交換の作業が必要になりそうです。各人が千差万別の意見とイメージを抱いていると思われるので。


 「昔ムカシ・・・あるところに‘小さなおうち’が一軒ありました」


 とみなさんそれぞれ‘小さなおうち’のイメージが異なるのと同じ具合です。これからの意見交換からしても楽しみですね。「議会改革って議員それぞれの自己改革ですよね~。」ってどこかで聞いたことがありますが、私もその言葉は冗談っぽくって真実味に溢れているのではないかと感じています。

投稿者 hisaka : 2007年07月02日

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