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2007年06月29日

プレイセンター☆ピカソ

 国分寺にあるプレイセンターピカソの見学に行きました。場所は西武線の鷹の台駅から徒歩。閑静な住宅地の一画にある国分寺神明宮の集会所です。樹齢○○年とはかりしれない大きな木に囲まれ、暑さの中でほっとする空間が広がっていました。

 活動は10時スタート。自転車や車で親子が次々とやっていました。あっというまに集会所は満員。まずはお掃除、それから遊びの準備。担当のお母さんたちが遊びの企画をしているそうです。楽しいおもちゃもたくさんあり、子どもたちが思い思いに遊んでいました。今日は午後まで遊ぶ日だったので、お弁当持参。午前中で終わってしまう日はあっという間にお片付けになってしまうようですが、比較的ゆったりと時間が流れていた気がします。
 集会所は立地条件に恵まれていて、公園が隣接。途中から子どもたちの大好きなしゃぼん玉の時間に。保育園か幼稚園のお庭のようなにぎわいでした。子どもの声が一面に広がる公園の風景に懐かしさを感じました。
 そして・・・・子どもたちがしゃぼん玉から戻ってきたら・・・・かき氷の時間。それぞれ牛乳パックに氷を作って持参。かき氷機といっても、かなり本格的な手動式のかき氷機でつくるかき氷に銘々のシロップ、練乳、あずきを添えて「いただきま~す!」。大人も子どもも暑さを忘れる一瞬でした。何年ぶりかのかき氷でしたが、さすが本格派でふわふわのかき氷に喜びました。子どもたちはみんな一列に並び順番を待ちをするのですが、列からはみ出る子どもなどに自然と周囲の大人たちが声かけをしている姿は印象的でした。
 「自分の子ども」以外の子どもに注意をしたり、声かけをしてくれる関係性があることは新鮮です。一緒に見学に行った友人も「そういうのって羨ましいし、いいなあって思った。」と話していました。自分の子どもだけに付きっきりにならなくても大丈夫。何かトラブルがおきた場合でも他の大人が適切に対処してくれる安心と信頼があります。4、5ヶ月の赤ちゃんも他の大人が‘我が子の乳児期’を思い出しつつ気配り目配りしてくれる場になっています。

 
 そんな信頼関係の深さというのは・・・・単に子ども遊ばせに来るだけではなく、子育てに悩んでいるお母さん同士の出会いの場で子育ての息抜きの場だけではなく・・・・参加するお母さんたちがみんなが自分を高めあうための学習をしているということから生み出されるものです。ここがプレイセンターの一番の特徴。そこが・・・子育て広場などとは一味違ったところだと私は理解しています。


 プレイセンターつながりから生まれる信頼関係は「一緒に学び、成長する」ことを共有しています。「つながる力」が希薄だと言われる私たち若い世代の弱さを克服することにもなっているように思いました。プレイセンターを多摩市でもぜひ!と思います。今日のピカソには・・・・北海道恵庭市役所から担当課長さん自らが視察に来られていました。

投稿者 hisaka : 2007年06月29日

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