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2007年06月15日

6月定例会スタート!

 今日から定例会が始まりました。改選後の議会でしたが、何となく緊張感に欠けるような雰囲気だった気もします。市長行政報告の後に早速、一般質問となりました。新しく議員になられた方の質問には応援の方が多数傍聴に来られていました。

 さて、今日の質問で、旧公団賃貸住宅の空家問題が指摘されていましたが、豊ヶ丘6丁目などは328戸中107戸の空き室があるそうです。ところが旧公団では空き室は30戸というカウントになっているとか。何やら「空き家の定義」(誰が決めたのかわからないが旧公団=都市機構の定義?)というものがあるらしく、そこに照らし合せれば30戸なのだそうです。私(ごくごく普通の認識を持っていると考えるが)の考える「空き室」と都市機構の「空き室」の定義に随分と齟齬がありそうなので、一度、都市機構の方にレクチャーをしてもらう必要がありそうです。

 それにしても空き室問題は深刻です。これは前々から指摘されていることですが、所有者の都市機構も大幅な家賃引き下げをし、‘まち’の再生に寄与するような対策をとってくれる姿勢も見えず・・・・ますます‘スラム化’で悪循環となっている気がします。
 都市機構は「都市再生機構」という名称なのですが、「名称が不釣合いすぎないですか?」と思えてなりません。少なくとも私がこの間、ニュータウン問題を考える中では未利用地の処分の問題、賃貸住宅の問題など「ニュータウン再構築」とか「ニュータウン再生」という内容として、「都市再生機構」に相応しいと思えるようなプロジェクトが見当たらないことは残念なことです。もしかしたら私の視野が狭いのかもしれませんが・・・・。もっと東京全体、全国へと目を向ければ‘立派’なプロジェクトも手がけているのかも。とは言え、、国策で建設してきた多摩ニュータウンの「都市再生」はある意味で、都市機構の仕事の柱なってもおかしくないはずです・・・・。

 でも、‘まち’の再生ではなくこれまでに抱いている私の印象からは自分たちの組織の存続と再生のための多摩ニュータウンの活用と感じずにはいられない場面が多かったように思います。今後、都市再生機構の名前に相応しいお仕事がなされるよう期待したいものです。そんな秘策が眠っていればいいのですが・・・・。

投稿者 hisaka : 2007年06月15日

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