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2007年05月05日

こどもの日

 今日はこどもの日でした。この3日間は天候も良く、多摩センターのこどもまつりも盛況だったのではないかと思います。観光スポットの混雑ぶり(こどもまつりも?)といえば、昨日はお誘いをいただいて高尾山までケーブルカーに乗りに行きましたが、行きも帰りの順番待ちにあわせて1時間半はかかったと思います。高尾山は年間250万人から300万人の登山客(観光客)が訪れるそうです。ちなみにサル園と野草園だけに行っただけでしたが、ニホンザルについて少し学んできました。
 サル社会のサル関係?とでも言うのでしょうか?ボスはゆっくりと食事を食べるそうですが、ボスではなく窓際族にあたるサルはものすごい勢いで食事をほおばって食べ終わるのだそうです。どこかで見られるような風景では?

 ところで、今日は東京多摩少年少女合唱団の定期演奏会に足を運んだのですが、この合唱団発足も公民館講座をきっかけとしています。公民館の役割がとても大切だということがわかります。こどもまつりでもベルブブラスバンド(こちらも昨日に演奏会がありました)が大活躍で、子どもたちに楽器を楽しむ場を提供して下さったのですが、公民館の講座から育つ、巣立つ活動が数多くあるのです。
 つまり・・・公民館は単なる‘貸し館’ではないのです。むしろ‘貸し館’で終らせてはならないということです。‘貸し館’としての機能は公民館業務からすると‘ほんの一部’と捉えたいです。お堅い言葉で言えば‘社会教育’。社会教育を担う重要な場=公民館・・・そして、そこに存在する職員の力量が何よりも問われることとなります。合唱やブラスバンドなどの例を見ればわかるのは、プロになるかどうかは別として、生涯に渡って‘楽しみ’(趣味?)にできるようなものと出会うわけで、そのことの意味がどれほどのものかは想像に難くありません。たくさんの子どもたちが公民館から育ち巣立っていくわけです。
 もちろん・・・これからは新たな地域デビューのことも言われているように、公民館を中心に蓄積されてきたノウハウを活かすとき・・・活かされなければならない時期だと考えています。‘社会教育’=市民活動ではないことを念頭におきながらこれからの活動展開を進めていくべきと考えます。

 今日の定期演奏会には地域で合唱団を主宰されている方々もいらしていたようです。子どもたちの合唱団と地域の合唱団が合同で一つの舞台を創るとか・・・合唱を通じた世代の交流が生まれたらいいなと思いました。

投稿者 hisaka : 2007年05月05日

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