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2007年03月23日

審査未了という結果は。

 建設環境常任委員会が開催され、注目されていたエコプラザに関する陳情が審査されました。結果は「審査未了」。本会議の場での議決までに至らないということとなりました。ちなみに採択1名、趣旨採択2名、不採択2名、継続1名というのが結果でした。

 陳情そのもののに対する議論は午前中に始まったようですが、私が傍聴をしたのは昼休み以降の午後から。委員会室は傍聴者で満員に近い状態だったので、別室にて委員会の議論を聞いていましたが、最終的には陳情に対する結論の違いはあれ、周辺住民に対する説明責任の必要性についてはほぼ全員が同じ認識に立っていたように思います。おそらく市長も委員会での議論を聞いていたはずですが、議会での結論が下されることがなくなったということは、議会判断に拠り所を求められないこととなり、さらに市長の判断が重くなったとも言えるでしょうね。陳情の署名は3万筆以上とのことです。ますます市長の決断力が試されることになったのだと思います。

 とはいえ・・・陳情に対する委員会の判断が「審査未了」になったことに対し、憤りを隠せない様子の市民の方にお会いをしましたが「議会は無責任すぎる。」と言われたことについては返す言葉がありませんでした。無責任とも言えるかもしれませんが、これが議論を尽くした結果だと考えることもできるのかもしれません。

 すでに議員21名の連署にて要望書も提出しています。ともかくも委員会が終了したことを受け、市長が今後の方向性をなるべく早く示すべきであることは確かです。

投稿者 hisaka : 2007年03月23日

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