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2007年03月16日

予算特別委員会 最終日

 一般会計は賛成多数(反対した会派は共産党のみ)で可決。特別会計については全会一致で可決しました。

 今日の教育費はさまざまな観点で質疑がありましたが、教育長は一度も答弁をしなかったことだけが印象に残りました。それにしても全般的に活気のない予算特別委員会だったように思いました。一昨年の3月(平成17年度予算)は否決され、昨年の3月(今年度予算)では修正案も提出され・・・・といつも何かがあったわけですが、今回は厳しい指摘や質疑があったものの、それなりに過ぎてしまい、最後は例年どおりに共産党の組換え動議が提出されたくらいであっけなく終わりました。

 組換え動議を提出するというのはある意味で対案を出すということでは評価できるような気がしますが、その内容は財政調整基金の取り崩しをして、市民サービス需要に応える内容になっていて、結局はその場凌ぎで貯蓄を取り崩しているだけにも見えてしまうところが残念ですね。ズバリそのことを指摘された議員さんがいらっしゃいました。貯蓄を取り崩しての対応をするのであれば、どなたでも提案できるといえば提案できますよね。将来的な展望をどう描くのかがより重要になってくる今、いたずらに行政サービスの拡大につながりかねないことには慎重になるべきと思います。削減できる場所を示さずに支出増になることだけを列挙されてしまうと、支出増部分の内容に同調する部分はあってもなかなか承服することは難しいです。要は全体のバランスの中で見ていかねばならない問題だということです。

 「パフォーマンスでアリバイづくりでの動議だ!」とおっしゃる人もいますが、動議を提出しようと日々の研鑚を積んでいらっしゃるところには敬服します。

 ようやく一段落ですが、来週は火曜日が厚生産業常任委員会になります。それに向けての準備をしなければ・・・・自転車操業的ですね・・・・。(反省)

投稿者 hisaka : 2007年03月16日

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