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2007年03月08日

定例会6日目 補正予算

 今日と明日の2日間で補正予算が議論されます。円滑な議事運営を進め、補正予算の審議と市長の条例提案⇒委員会付託までを終わらせることが決まっています。
 ところで、補正予算等の審議は「質疑」です。「質疑」は「質問」とは違います。自分の意見は述べてもいいのか「質問」でそうではないのが「質疑」なんだそうです。しかし、補正予算の審議の場合には時間制限がないことから・・・ついつい「質問」になりがちです。今日は議長から何度も「この場は『質疑』の場なので協力をするように。」と言われました。

 さて、今日の審議最後に衛生費「資源化センター」に関する質疑が集中しました。安全管理の体制などはもちろんのこと、市長の今後の対応などに提案もありました。市長は着工前に周辺の市民に対し、丁寧な説明をしていく姿勢を示しましたが、今、最も注目されている着工時期については明らかにはしませんでした。議会の中には「スケジュールどおり行くべき」と考えている人もいれば、「臨機応変に対応をするべき」と考えている人もいるようです。今日の質疑に対する回答では、市長は「弾力的に考えていきたい。」と述べるに留まりました。
 
 ところで、安全管理の問題については多摩市のエコプラザはかなり水準が高いレベルの施設になっているようです。先日開催されたはるひ野地区の勉強会にて、招かれた講師がそのようにお話しされたとのこと。勉強会に参加した議員がそのときの発言内容を明らかにしていました。また、「科学論に持ち込んでしまうと反対もあれば賛成もある。大事なことは粘り強く話合いをし、信頼関係を築くことである。」という意見もありました。この意見は住民運動をした経験に基づくもののようでした。確かに科学論争をすれば賛否両論というのはそのとおりかもしれません。

 いずれにせよ「説明をする必要性」については市長も議会もともに認識をしている状況にはあると思います。けれども、今後の対応がどうなるのかは確定がしきらないのが現状といえるでしょう。議会でも23日の建設環境常任委員会で陳情審査が行われます。その審査状況も見つつ、市長の判断がなされるのかもしれません。少なくとも常任委員会以前に着工されるということはないと思いますが、もしそんなことがあったなら、さらに事態は悪化すること間違いありません。

投稿者 hisaka : 2007年03月08日

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