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2007年03月02日

定例会2日目 一般質問

 引退をすでに表明している議員の方が朝一番で発言。28年間の議員生活を振返っての弁。すごい!28年前と言うと私は2歳・・・その頃の記憶はほとんどないなあ・・・と思いながら発言を聞いていたのですが、再質問はせず、後継者にバトンタッチすることもでき、精一杯応援したいとの決意を述べて終わってしまい少し残念。

 今日一番の注目は「エコプラザの廃プラスチック処理について」。もともとは「ダイオキシンの心配はしなくてもいい。」とサーマルリサイクル推進派の議員さんなのですが、この件については多摩市の方針として決定した事項なので進めていくべきとの立場から発言をされていました。とても多くのことを調査されているようですが、有害化学物質は人工のものだけではなく天然にも存在していることや、結局のところは‘致死量’の問題(これはダイオキシンのことについて以前に一般質問をした際にも主張していたことですが)になるわけで、それほど心配するべきものではないとする結論を導き出すものでした。再質問もあまり交わされずに終わった一般質問でしたが、周辺住民に対する説明が行き届いていないとの認識とともに着工前に対応をしていきたいとの方針が改めて示されました。でも、具体的にどのような形で説明をしていくのか等は明らかではありません。

 私が個人的に思うことですが、先日開催された説明会のように大人数になってしまうと意見交換の場することはかなり難しいように感じています。大人数になってしまうと、発言の機会を公平にすることにまずは気を遣わねばならないので、一人の人と<質問・回答>というやりとりを繰り返すことができないところが難点のように思います。
 これは大規模なシンポジウムや大人数での学習会などで質問をした際、一度の回答しかもらえないということと同じかもしれません。もらった回答に対してもさらに疑問を抱いてしまう場合もありますが、更なる質問がもらえず、消化不良感が残ってしまうことが多々あるからです。


 市議会としてもエコプラザでの廃プラスチック圧縮・梱包を全会一致で認めてきた経緯もあり、今後どのように考えていくべきなのか等、議論される場面もあるかもしれません。3月議会はいつにも増して重要な一ヶ月になりそうです。

投稿者 hisaka : 2007年03月02日

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