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2007年02月05日

子どもたちの安全確保

 土曜日に安全安心マップづくりの取材活動をしながら、つくづく思ったこと。私は諏訪2丁目から4丁目の地域を担当し、保護者や子どもたちと一緒に歩いてみると・・・土曜日の午後だというのに(土曜日だから?)人通りは少ないし、公園も閑散としていて遊具が物寂しく佇んでいる感じ。平日の場合にもあたり一面がとても静かで、人とほとんどすれ違わないことが多く、本当に時々、大きな荷物を下げた高齢の方がゆっくりゆっくり歩いている姿を見かけるくらい・・・高齢化が進んでいるニュータウン地域で少なくなった子どもたちの安心や安全を確保していくことは簡単ではないでしょうね。
 保護者の方も「これで、本当に防犯ブザーは聞こえるのかしら?」「聞いたら出てきてくれる人はいるのかしら?」と不安そうに話をされていました。今の時期はまだいいものの、これから春・夏と木々が生茂る時期になった時には余計に心配が募りますね。背の高い木々が青々と茂ると団地の窓から遊歩道が見えなくなってしまうので、対策をしてもらえるとありがたいという声が出ていました。

 ところで、安全安心で気になることと言えば、北諏訪小学校の通学路に新たに信号機が設置されたのですが、諏訪団地の方から急坂を下りてくる車輌から信号機が見えにくく非常に危険だという声が出ています。先週末の北諏訪地区の青少年問題協議会で話題になりました。ちょうど歩道橋や歩道沿いの木の枝で信号機が隠れてしまい、認識されづらいというのです。「生活道路なので、どちらかと言えば地域の人が主に使用する道路・・・・信号機が新設されたことを知っていれば気をつけることができるのでは?」という意見もあるものの、見過ごしてしまい一大事になってはとても大変。ここも春・夏と緑が生茂る時期になるとますます危険になるのではないかと考えられます。信号機のことは警察の問題なると思われますが、まずは市に連絡をすることになりました。先日、私も道路交通課の方に確認をすることはお願いをしたのですが、「とにかく、まずは木の枝を切ってもらいたい」というので、改めて現地を確認してきたのですが、伸びやかなる枝が信号機をさえぎっていることは確かです。
 信号機で「青」になれば、子どもたちは左右の確認をしないで飛びだしてしまいますよね。あわせて、ここの信号機については全く無視して横断歩道を渡っている大人が多いので子どもが真似したら困る・・・という意見などがあり、「大人の背中を見て子どもが育つ」という言葉を思い出しました。


 子どもたちの安全確保の問題について思ったのですが、やっぱり「ご近所づきあい」が無視できない要素になると思います。諏訪団地などには若い世代も時々お住まいなのですが、「ほとんど近所の人のことがわからない。」と仰っています。そのことで不安はないのかな・・・と思いますが「不安といえば不安かもしれないけど、こんなものかなあと思っている。」ということらしいです。
 でも、‘スマート’なご近所づきあいだけでは子ども環境の向上もなかなか難しい・・・・安全安心マップづくりに参加した方の感想でした。

 

投稿者 hisaka : 2007年02月05日

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