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2007年01月22日

どういうスタイルで仕事をするのか。

 今週はしとしと雨が降る中での朝遊説からスタートしました。午後からは天気も良くなり、日差しのうれしい冬の一日になりました。

 毎月定例で「ほうれんそう」を読んで下さっている方にお会いをしましたが、「もっと生活に密着した話題を扱って欲しい。」と言われました。「例えば、どんな話題なのかな。」と思いましたが、それについては「いろいろあるよ。」とのこと。確かにいろいろあるからテーマを設定することは難しいのですが、「生活に密着した話題」というのは市民の数だけ存在していて、十人十色だと考えたほうがいいのではないか?というのが私の心がけ。なので、その都度その都度、「ほうれんそう」のテーマ設定は市政で話題になっていること、そしてまた私の活動がわかるようなものや私が気になっている問題などを中心に選んでいます。

 ところで、生活に密着した課題を取扱う・・・ということについてですが・・・・もちろん日常的にそれぞれの市民のみなさんが抱えている問題について、相談を受けたり、話を聞くことはとても大切なことで、その中に今後取組まなければいけない課題が見えてくることは確か。けれども、大事なことは「なぜ、そういう問題が発生しているのか。」ということを考えることではないかと思っていて、話を聞いて、そこから多くのヒントを得ながら、現在の制度上の問題点は見つけることこそ議員に求められていることのような気がしています。
 
 でも、それではなかなか役立たない議員なのかもしれませんね。先日も「議員は困っている市民がいたらすぐに飛んでいって助けてあげなければいけない。」と言われました。「飛んでいくことはできて、話を聞くことはできても、すぐに手助けできるかどうかは話を聞いてからじゃないと判断できないのではないでしょうか・・・・」と回答したことで先方の怒りをかってしまったようです。


 という経験を幾度も重ねながら、私も今まで活動を積んできたわけですが、市民の方にはさまざまなご意見をお持ちの方がいらっしゃり、「苦情、要望ばかりを聞くような議員になったらダメ。」と口酸っぱくして助言して下さる方も少なくありません。私はどちらかというと、こちらの助言に近いスタイルで仕事をしてきたように思いますが、先日怒りを買ってしまった時には「地方議員は市民のコマヅカイなんだから、困っている人を助けられなければ全く意味がない・・・・」と言われてしまいました。

 しばしその瞬間に思わず回答に窮した私ですが・・・「どういうスタイルで仕事をするのか」についても市民の希望はさまざまあるのかもしれませんね。ただ、私が思うことですが、念頭におきたいことはやっぱり「公平な姿勢」を持ち続けたいということです。

投稿者 hisaka : 2007年01月22日

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