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2007年01月18日

来年度の予算は?

 最近ははっきり言って「非日常」な毎日。明けても暮れても4月に向けて活動しなければいけないと気持ち的にもキュウキュウしてしまう感じです。

 そんな中、今日は朝から土地開発公社の評議会があり、午後には市長から来年度予算について、内示前の説明を受け・・・久しぶりに議員活動が潤いを取り戻しました。

 土地開発公社はいよいよその役割が終了するのかと思ってきたわけですが、桜ヶ丘4丁目にこんもりと存在してきた森(お寺が所有しています)があと数日で民間の事業者に売却されようとしていたところで、情報がキャッチされたことから、一時的に公社が取得を行うこととなりました。取得は今年の2月、その後、国庫補助申請などを行なう関係もあり、多摩市が公社から取得する時期は来年度になる予定です。債務の処理だけが残されたお仕事で、土地開発公社の存在は右肩上がり時代の遺物だと思っていたのですが、今回のような緊急性が認められる場合、そしてまた市の買取の目途が明らかにされている場合に限っては、公社による先行取得が今後も考えられていいのかもしれませんね。
 「みどり」を購入することを全く否定するわけではありませんが、、、その一方で「みどり」を維持するためには管理費が莫大にかかるとも言われているので、管理費をどう捻出しながら「みどり」を残していくのかでは市民協働による「みどり」の管理以外にも工夫があっていいのかなと思ったりしています。

 さて、市長からの予算説明。これについては市長から詳細を聞くまでもなく、既に私たちより先に説明を受けている議員が駅前で「子育てや教育に非常に手厚い予算編成」ということを宣伝していたので、「ふーん、そうなんだ。」と思っていましたが、実際にもそのようになっていました。市の歳入(収入)全体としては今年度よりもプラス。これは税制の変更などが主な要因との説明でしたが、その税制変更なるものを私も後追いしておかねばと思いました。
 やはり関心があるのは「使い道」ということで歳出(支出)になるのだと思いますが、特に子育て教育の分野で言えば、発達障害者(児)支援の取組みに力を入れること、保育園不足(幼稚園不足もあると聞いているけれど)に対応するために新たに定員増への対応を図ることなど時代を反映するような内容になっていました。発達障害の支援については、就学前就学後への支援体制をスムーズにつなげていくために教育センターの機能が強化される方向です。あとは・・・・不妊治療への助成や若年層の出産・育児をサポートする事業等も新しい取組み。
 市長の2期目が本格的にスタートするわけで、予算には特色が出てきたのかな・・・・という感じを受けました。でも、子育てに力を入れたり、発達障害の支援と言うのは大きな括りで見たら国の流れそのものですが。


 それから、いよいよ本庁舎の建替え等移転も含めて本格的に検討をはじめていくようです。10年後を目途にするようです。図書館本館が旧西落合中学校跡地に移転しますが、同じ建物の中には地域福祉課や監理室などがあり、そしてまた今の庁舎はとても手狭ということもあり、当面対応としてプレハブの建物を設けるそうです。これはリースするのだそうです。
 これは笑えて笑えない話なのですが、市役所の窓口は狭すぎるとか。保健所の指導を受けているそうです。・・・・えっ・・・・・何の指導?????・・・・・「酸素不足」!!!!それへの対応も考えていかねばなりません。


 来年度予算の内示は1月25日。最終内示は2月1日。プレスリリースは2月9日。今日の説明は内示の前の段階での説明なので、まだもしかすると・・・・他の議員さんへの説明の中で多少の変更箇所などもあるのかもしれませんね。私たちの会派ではとりあえずは説明を受け止めましたという段階です。  

投稿者 hisaka : 2007年01月18日

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