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2006年12月15日

昨日の委員会・・・レビュー♪

 文教常任委員会があったのですが、議題になっていたのは市民プールの廃止に伴う条例改正についての1件のみ。傍聴には行かず、こまごまと自宅で書類整理やらをしていました。

 昨日の建設環境常任委員会では「街づくり条例」や、まさに「街づくり条例」の内容にも関わるような住宅建設に伴う陳情などが審査されたわけですが、「街づくり条例の時の行政の説明を聞いていると何だかすごく期待できそうな感じだし、いろいろとやってくれるような感じの発言もしてくださって、ものすごく市民のことを考えてくれている気がしたけれど、陳情のことになったら態度が全然変わってしまって、びっくりしました。」という感想を述べられていた市民の方の言葉を思い出しました。

 陳情は「住宅建設そのものを否定しているわけではなく、高さについてはもう少し環境に配慮を求めたい」という趣旨になっており、開発事業者に十分な説明と協議を求めていきたいとの内容だったのですが、これに対する審査では、行政は非常に受身的で「街づくり条例」の審査の時に見せていた積極的な姿勢が感じられなくて残念だったということでしょう。
 それについては私も同感で、「街づくり条例」では開発事業者に周辺住民との十分な協議と合意形成を求めており、それらに行政としても積極的な姿勢で臨みそうな口ぶりを感じました。都市づくりに関し、しっかりした方針を持とうとする姿勢は評価できると思います。
 しかしながら、陳情内容についてさまざまな角度から質疑された時の答弁を聞くと「法律的には何も問題がありませんから。」という口ぶりで、「あまりこちらに責められても困る。」というような雰囲気でした。「法律的に決まっています。」と言われてしまえば、「あーそうですか。」としか答えようがなく、それ以上の話の発展性はありませんよね。
 この陳情の審査を聞いていて、私は「街づくり条例」の運用そのものに一抹の不安を抱いたというのは言うまでもありません。取り越し苦労の不安ならいいわけですけど・・・・。

投稿者 hisaka : 2006年12月15日

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