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2006年12月14日

建設環境常任委員会

 このたびの定例会で最もハードな一日ではなかったか・・・・と思います。建設環境常任委員会で「街づくり条例」についての議論があり、そして、まさに「街づくり条例」の内容にも関わる内容の陳情に関する審査が行なわれました。

 行政が約2年ほどかけて検討してきた「街づくり条例」。その時間の経過と取組みを評価して・・・・?委員会では3時間あまりで「可決すべきもの」という結論。一名の委員から前文を加筆したいとのことで修正案が提出されたのですが、そちらは残念ながら否決。修正案の提出者の意図は、「『街づくり条例』については、高さ制限の問題など十分と言えない箇所もあり、委員会として時間をかけた議論をしてはどうか?」というものだったような気がしたのですが・・・・。その意を汲み取り、そしてまた委員会としてはほとんど議論もされてこなかった「街づくり条例」であることを考えれば、一旦は「継続案件」にして、3月定例会に結論を出す方向性を導くこともできたのではないか?と私は思いました。たぶん、同様な意見を持つ議員もいるはずです。
 少なくとも私たち議員の任期を考えると3月定例会には結論は出さなければならず、それまでの間、「審査を尽くす」という姿勢が求められるような気がしました。今日の委員会では「附帯意見」をつけることで話をまとめる方向のようでしたが、「附帯意見の効力、実効性がいかほどなのか?」・・・私にはいまいち理解できないものがあります。(何となく、「陳情を採択した時の効力はどのくらいあるのか?」ということとも似ているかも。)


 今日は最後まで傍聴できなかったのですが、「委員会の運営をどうしていくのか?」については大きな課題を感じました。
 というのは、朝10時に開会したわけですが、陳情審査を傍聴するために駆けつけた多数の市民がかなりの待ちぼうけだったということです。委員会の日程は通常は条例の審査⇒請願・陳情の審査という順番に進むわけですが、今日のように議論に時間をかけなければならない条例審査がある場合には日程変更をすることが必要だと思います。
 結局、1つ目の陳情の審査が開始したのは午後4時前でした。市民もそれほど暇ではなく、わざわざ足を運んでいること、そしてまた今日は仕事を休んで傍聴に来られた方、子どもを連れて来られていた方もありました。そういう市民の立場を考えた時、議会としての配慮と工夫が必要だと思いました。


 12月定例会も終わりが見えてきました。明日は文教常任委員会です。ちなみに、来週火曜日には議会運営委員会で議員定数削減を求める陳情の審査が行なわれます。

投稿者 hisaka : 2006年12月14日

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