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2006年12月04日

12月定例会 一般質問2日目

 今日も5人が発言しました。無難に淡々と時間が過ぎていった・・・一日でした。中でもベテラン議員が「28年の議員生活の中でとりあげることがなかった問題」について「自らの活動に自戒の念をこめて行なっている」という発言は妙に印象に残りましたが。ちなみに、取り上げた問題というのは「ニュータウンの急な坂道と階段の解消」のことでした。
 28年前は若さと体力で気にして気にならなかった坂道も、高齢になればきつくて辛くなるわけで、時代環境の変化とともに不十分だと認識される部分があるのだろう・・・・と思いながら話を聞いていました。「自戒の念」って何だかすごいと・・その言葉だけが耳に残っています。


 ところで、今日の質問でいわゆる「口利き防止」のために、すべての市民の要望やとりわけ議員からの要請要望を書面に残し、情報公開の対象にするべきではないのか?それをルール化したらどうかという提案があったのですが、これについて助役から・・・・「もし、ご協力いただけるなら、議員の皆さま方からの要望などは書面にしていただけると、大変ありがたい。」という趣旨の答弁がありました。多摩市議会として書面主義を決定し、議員がすべての要望を書面化することをになったなら・・・・・飛躍的に市議会への信頼が高まりそうですね。議会として考えてみてもいいかもしれませんが、実現可能性からするとほぼゼロに近いと思われます。

 市議会のこと・・・と言えば、「市民から市議会議員の定数を削減するべきではないのか」という意見が多数届いているという話を耳に挟みました。今回の定例会にも「議員定数削減」の陳情が提出されています。「人件費(議員報酬)の削減」という観点から議員定数を削減して対応していこうという考え方が主流ですが、私はそれは少々安易ではないかと感じています。
 問題は「議員の質」と指摘をする市民の方もいらっしゃるように、議員の数を削減すれば事足りるわけではなさそうです。同じ人件費の問題で考えるなら、議員定数は維持をして議員報酬を見直すという手法もあるでしょう。おそらく、ていねいな議論を積み重ねていけば、「削減」だけではない答えが出てくるように思います。
 

 それから先週の活動報告で「多摩市は「子ども」ということでは、学校教育分野をのぞいては子ども青少年部の方にすべての事務が移り、より効率的効果的に取組もうとしている」と書いたのですが、ここはちょっと言葉足らずだったので、訂正をすると・・・教育委員会の生涯学習部で担当していた青少年部門については子ども青少年部が引き受けていくことになった・・・と書いた方がより適切です。(これでもまだ不十分かもしれませんが、少なくとも以前に生涯学習部の「青少年部門」とされていたものが移ったことは確か。) 以上、指摘を受けました。確かにそうだなと思いましたので訂正しておきたいと思います。

投稿者 hisaka : 2006年12月04日

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