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2006年11月13日

スウェーデンの福祉

 先日、市民福祉ネットワーク多摩が企画をした「スウェーデンの福祉を学ぶ」学習会に参加をし、河本佳子さんのお話を伺いました。スウェーデンといえば福祉の国です。福祉のサービスがとても充実していますが、もちろん税金も高いです。福祉サービスではお手本の国として語られるわけですが、やっぱり人口規模が全然違うところは頭に入れておきたいところです。
 河本さんの話しでいいなと感じるところは「スウェーデンの福祉に学ぶところはたくさんあるけれど、それを日本に合うように取り入れることが大事。」と主張されていることです。何が何でもスウェーデン!というわけではなく、日本には日本の良さがあるのだから、そこはちゃんと活かしながら工夫をしていくことが大切なこと・・・という実感は、スウェーデンに長年暮している間に見えてきたり、感じたりする日本の良さがあるからではないか?と思います。日本に住んでいると「日本の良さ」ということをあまり意識しないですよね。もしかしたら、もっとミクロで言えば・・・・多摩市に住んでいると「多摩市の良さ」というものがわからなくなるのと同じかもしれません。
 
 というわけで、スウェーデンの福祉については関心は寄せていても、詳しく勉強することはしていなかったので、これを機にちょっと学んでみようと4冊の本を購入していたのですが、今日はやっと読書の時間を少しは確保できた一日で、頭が少しはリフレッシュされた気がします。
 ちなみに、河本さんはスウェーデンの法律に基づいて、一年間のリフレッシュ休暇を取得して日本に一時帰国しているそうです!この事実には驚かずに入られませんでした。これを進んでいると捉えるのかどうかは別としても、そんなことは日本の常識には全くあてはまらないと思いますので。

投稿者 hisaka : 2006年11月13日

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