« 地方自治は民主主義の学校 | メイン | 厚生産業常任委員会 »

2006年11月07日

市政世論調査

  今日は市民の方から連絡をいただきました。永山駅前の公衆便所の前にある広場の「たまっこ」ちゃんがやられてしまったそうです。どうやら顔面にスプレーがふきつけられてしまっているとか。市にもかわいそうなお顔になってしまった「たまっこ」ちゃんのこと伝わっているのでしょうか・・・・・。その前に思ったことなのですが、あそこのスペースはどこの管轄なのでしょう。公衆便所はくらしと文化部の生活文化課の管轄ですが(公衆便所の壁にも落書きされています)。あの場所は新都市センターの敷地なのでしょうか。再確認しなくては・・・・。


 さて、今日は毎年定期的に行なわれている多摩市政世論調査の概要版が議員ポストに届いていました。この調査は基本的な調査項目の他に、毎年少しずつ異なるテーマ設定がなされ質問項目が作成されているようです。
 このようなアンケート調査なのですが、いつも思うことは「ふつう」という回答についてです。例えば、今年も市役所や出張所窓口サービスについてどう感じているのかを調査しているわけですが、「満足」「やや満足」「普通」「やや不満」「不満」という回答がある中で、やはり今年も「ふつう」と回答する人が圧倒的多数。職員の対応についても、事務処理の対応についても、約半数の人が毎年「ふつう」という回答をしています。実はこの「ふつう」という結果を受けて、一体どうしたいのかがいつもわからないのです。「ふつう」であればいいのか?それとも「満足」「やや満足」と感じる人を増やしたいのでしょうか?そもそも回答して言う側の「ふつう」という基準もよくわからない部分もありますが・・・・。
 ちなみに今年は多摩市の住みよさの評価は昨年よりもちょっぴり上昇しており、肯定的評価が88.1%となっています。それでも肯定的評価には「住みよい」「どちらかといえば住みよい」という回答の合計になっているのですが、「住みよい」と回答している人の数は昨年と同じで一昨年よりは減少。「どちらかと言えば住みよい」と回答している人がちょっと増えたという結果です。


 この市政世論調査も29回目を迎えます。来年は30回目ということです。考えてみれば私が生まれた年にからずっと継続して行われている調査なので歴史だけは感じます。歴史ある「広聴活動」と言えるかもしれませんね。けれども30回目を迎えるにあたっては、アンケートの内容などもうひと工夫欲しいなと思っています。内容・・・というよりは、この世論調査の結果がどんな風に市政に生かされているのかがいまいちよくわからない・・・ということなのかもしれませんが・・・・。

投稿者 hisaka : 2006年11月07日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1262