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2006年11月06日

地方自治は民主主義の学校

 今日は母校の中学校3年生の社会科の時間に招かれてゲストスピーカーをしました。

 「地方自治体の仕事は?」「地方議会の仕事は?」そして「地方議員さんのお仕事って?」ということで、実体験を踏まえて話をして欲しいとの依頼でした。実際の現場にいる人から直接話しを聴く時間を設けたいとのことで人を探していたそうです。議員から話しを聞くとなると人の選定が難しく、気も遣うと思いますが、「卒業生」ということで私に機会がめぐってきました。

 さて、中学生に「地方自治」のことを語るというのはとても貴重な経験となりました。中学生がイメージをしやすく、そして中学生自身が実感できる身近な事例を探してみると、ありそうでなかなか見つからず・・・、また、教科書通りではなく、「生の声」にて届けるということは簡単そうで実は難しいことがわかりました。
 特に「地方自治は民主主義の学校」とテーマで学習を進めているようなので、そのことの意味を中学生とともに共有し共感しあえればと思ったわけですが、俄仕立ての準備では全くの不十分。言葉の真意や意味を伝えきれなかったという反省が今日一番の心残りで、明日からの新たなる課題のひとつとして付け加わりました。


 それにしても「地方自治は民主主義の学校」ということを久々に思い出し、新鮮な気分になることができました。民主主義の「学校」’と言われるのかを考えてみると非常に奥が深いです。そこには「学びあえる関係」が存在していると思うからです。中学生に語ることの難しさと同時に、「民主主義の学校」を深化させるために地方議会はどんな役割を果たせばいいかについても、あわせて考えるいい機会となりました。

投稿者 hisaka : 2006年11月06日

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