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2006年10月31日

ここは永山駅!!

 ここ数日間、どうしても居心地悪くて解せないこと。

 それは、永山駅前のことです。
 駅前の良好な環境を守りたい、多摩市の住宅都市としての魅力を維持したいとの市民の願いが叶って、駅南側の雑木林が都市再生機構から多摩市への譲渡が成功したのは7月のこと。賛否両論あるとは言え、個人的にはとても喜ばしい出来事でした。
 ところが・・・反対側(北側)と言えば、レジャー施設の増築・増床。横を通過するとものすごい音漏れ。レジャーを否定しないものの、一応は駅前で住宅や保育園、学校が近隣にあることにもう少し配慮が欲しいと感じてきました。ただし、この建物に設置されているエレベーターについては重宝されていて、保育園に送迎する時に使用するベビーカーなどはかなり助かっている模様なので、その点でありがたさも覚えています。

 
 さて、永山駅前には同種のレジャー施設2店舗あるのですが、一方がフロアの拡張をしたことに伴って、同業者どうしの商売合戦が激しさを増しています。そして、駅の北側にはあまり美しいとは言えない風景に様変わりしてしまいました。特に看板が立ち並んでいるのは市民からもとても不評で、何とかならないものかとの苦情は多いところです。もちろん音漏れについても苦情はあります。


 そんな中で、「ドッカーン!」と新兵器登場???。駅北側に、どでかいスクリーン?電光掲示板が設置され、早朝からアミューズメントパーク?の紹介が次々と画面に投影されるようになりました。夜はそれはそれは煌煌ときらめいていて、住宅都市とは思えないような駅前の様相に・・・・・。電光掲示板の設置は先週の水曜日・木曜日あたりではないかと思いますが定かではありません。しかし、先週月曜日に永山駅で遊説をやった時には設置されていなかったことだけは確かです。


 早速、私は行政の担当部署に電話をし、問合せをしました。すると・・・・「電光掲示板の設置については、通行の妨げになるような看板の撤去を条件して、事業者と調整をしていた」らしいことが判明。「えっ、もう設置されたんですか?」というような返答でした。
 これは交渉ごとだと思うのですが、「そりゃないよ~・・・・。」と泣きたくなるというのが私の感想。まだ交渉ごとがまとまっていないうちに事業者が設置してしまったのかどうかはわからないのですが、いずれにしても、あんなにドデカナ電光掲示板の設置を認めていいの?というのがそもそもの疑問です。

 
 ここは永山の駅前。新宿や渋谷の繁華街、同じ多摩地域でも立川、八王子、町田の駅前にある商業地域などとは全く異なるのでは?
 突如、設置された電光掲示板にただただ私は唖然としているだけです。おそらく・・・市民も議員も設置されてはじめて気がついたと思います。事業者と行政サイドでは色々とやりとりがあったようですが、その情報は全く知りませんでした。


 いまさら・・・例えばルールなどを作っても、遡及適用することは不可能だと思われますし(営業妨害だとされる可能性高い)。議員としてできることは何かあるの?!・・・・・と心底情けなくなっています。そしてもしも交渉ごとがまとまらないうちに事業者側が設置してしまった・・・・というのが事実であれば、行政?市長の交渉力(二人も助役がいるのに!)に課題が多いと指摘せざるを得ません。多摩市は「子育て・子育ち環境」が重点施策なはずなのに?!それにも随分と逆行しているとしか思えなくて・・・・。

投稿者 hisaka : 2006年10月31日

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