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2006年10月06日

よかったと思える瞬間

 「魂の歌会」という企画に参加をしました。前都議会議員の新井美沙子さんの追悼コンサートとして企画されたものでした。私の今は、彼女との出会いなくしては語れないのです。昨年末の訃報には心の支えを失ったようでしばらくの間ぽっかりとした気分でいたことを思い出します。

 このコンサートはご遺族の方の強い気持ちと彼女を支えてきた多くの人たちのおかげで実現したものだなと感じました。コンサートを開催したのばパルテノン多摩の大ホール。チケットを売るのは、そんなに簡単なことではなく、彼女と関わりが深かった多くの方々の力があってこそだと思いました。最終的なことは聞いていませんが、約1400席のうち半分以上は埋まっていたと思います。


 もちろん「満席」になればそれに越したことないのかもしれません。けれども私は来て下さった人が新垣さんの歌声に触れ、そして彼女の思いを感じてくれた瞬間がどこかにあったのではないか。それで十分なのではないかな・・・と思いました。


 私は彼女から学んだことを改めて思い出しました。「無関心じゃいられないわよね。」・・・自分には無関係な問題なんてほとんどないのではないか?いろんなことが全て関わりあっているという視点から、彼女はいつも社会を見つめ行動していたような気がします。そしてまた、知ってしまった以上はきちんと問題に向き合おうとしていたことも思い出します。とても勉強熱心な方でした。 「多くの人たちに支えられる感謝を忘れないように。」と活動をしていた姿が目に浮かびました。
 そんなことをしみじみ思い出せた時間・・・・そしてまた「子どものことを考えて、子どものためにがんばれることって幸せなこと。」と言われたことも思い出しました。


 
 ちょっぴりいつもとは違う時間に心が洗われた感じがします♪気持ちを新たに進んでいくことを後押しされたような気がしました。
 

投稿者 hisaka : 2006年10月06日

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