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2006年10月04日

最近よく考えること

 心の健康が言われていて、特に30代に心の病を抱えている人が増大しているとのこと。私も同世代として他人事ではないなあ・・・という感じ。多摩市でも市職員に対するメンタルヘルスケアの重要性は認識していると聞いているものの、「心のストレス」を患う人の数は減っていないのが現状。なおかつ一般的な傾向と同じく、若い世代にかなりのストレスが溜まってきているよう。この原因分析はさまざまできるかもしれないけれど、なかなか議員の立場からは介入できない問題だなと思いつつ、今の多摩市役所の職場風土を改善していくことは緊急の課題。
 職員が気持ちよく働ける環境がなければ、市民サービスが停滞する(もしくは最悪の場合には後退する)ことはあっても、決して発展、向上していくと思えないから。

 ・・・何となく市役所には活気がない。これは私だけではなく、市民からも聞く言葉。今の時代環境がそうさせているのかもしれないけれど、そこにはやはり職場環境をより良くしようとするリーダーのマネジメントが問われるように気がする。

 そう言えば、多摩市はマネジメント機能を強化すると言って、助役二人制にしたけれど・・・そのことがどう職場を変えているのかは全然見えない。市民からは「助役が二人になって、どんなふうに市役所が変わっているのか。」という難しい質問をもらって、答えに窮する始末。


 トップマネジメントが強化されたということは、それだけ組織全体に目配りできる体制が充実したのだと理解しているので、市役所の職場風土改善や職場環境の向上、職員の働き方等など・・・気配りもできる体制になったはず・・・というのは私の勝手な思いこみ?期待しすぎ?
 市長も助役の二人ももともと多摩市役所の職員だったので、議員よりも職場事情を熟知していて当然。他市に比較してもメンタルヘルスケアが必要だと言われている多摩市役所。長期欠勤している職員数の割合も他市よりも多いらしい・・・・・。


 この状況をどうやって改善しようとしているのだろう。職員の意欲が減退する一方であっては本当に困ってしまう。


 議員ではなかなか介入し難い問題。ただ外から見ていて、意見を言うことができても、実際に職場のマネジメントに直接手を加えることはできない・・・・。管理職の育成にも関わってくるのだと思っているけれど。職場の人間関係のこともあるだろうし。


 
 同世代の職員が元気を持って働けるような職場であって欲しいと思う。今日も、市民に会い「職員が元気ないよね。」と言われたので、改めて考えさせられてしまった。(でも、この問題を即効解決する効果的、有効な手法を思いつくことができず、とても忸怩たる思い・・・・。)

投稿者 hisaka : 2006年10月04日

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