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2006年09月29日

9月定例会 最終日

 あっという間・・・と言えば、あっという間に。長かった・・・と言えば、長かったかも。9月議会がい終了しました。

 提出されていた議案は全て可決されました。条例については議論が分かれるようなものがなかったので全会一致でした。昨年度の決算の認定については一般会計だけ一つの会派が非認定の立場、特別会計は全会一致で認定されました。
 昨日の活動報告に書いたように陳情に対する判断の行方がポイントでしたが、「公共施設の原則有料化を見直す」ことを求めた陳情は「趣旨採択」という結果になりました。ちなみに、私は「不採択」。
 
 公共施設はもともと「原則は有料」で、市民活動などに対しては「減免措置」の規定により使用料が免除されてきました。昨年9月、この「減免措置」の規定をなくすことが提案された際、私たちの会派は「賛成」の立場をとっていることを考えても、この請願を採択もしくは趣旨採択することはできないと判断しました。
 ちなみに、採択は0、趣旨採択が13、不採択が12ということで、「完全に採択しきれない」議員が圧倒的多数だったことは確かです。この陳情では使用料がとても負担だとの主張がされていたのですが、これについて私たちの会派では昨年も「利用状況や市民の負担感などを考えながら、使用料の見直しなどを行なうべき」と主張しています。今回の「不採択」にあたっても、そのことは主張しました。使用料負担により市民活動が停滞するなど、その影響が顕著にならないように調整しつつ、今後の対応を図ってもらいたいと考えています。


 今日・・・・実は一番注目が集まったのは「教育基本法の改正に反対を求める意見書提出」を求める陳情に対する判断だったかもしれません。すでに、文教常任委員会では「不採択」という結論でした。多摩市議会は全員一致ルールというのがあり、意見書を出すためには全議員の賛成が必要だとされています。委員会で不採択になったので意見書の提出はできないわけですが、「教育基本法改正」について議会全体としてはどう判断するのかが問われていました。
 結果は「採択」。委員会での判断が覆されました。私は会派を含めて「採択」の判断をしました。教育基本法や憲法など、「私たちは子ども時代、小学校中学校を通じて十分に学んできただろうか?」と思います。法の精神など、国民の多くが認識をし、改正を望んでいるのかどうか・・・・。市民が改正を望む前に、政治家が改正を望んでいるような気がしてならないのです。
 これに関しては、今後国会の議論がどう展開されるのかを見守る?見つめていくしかないですね。


 9月議会が終わって、ほっとしました。明日は卒業した小学校の運動会があります。子どもの姿に元気をもらいに行こうかな♪と思っています。

投稿者 hisaka : 2006年09月29日

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