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2006年09月25日

決算特別委員会最終日

 決算の審査が終了しました。審査結果は全て「認定」。一般会計だけは4名(1会派)の「認定せず」でしたが、特別会計については議員全員が「認定」という結果となりました。
 ちなみに今日の集中審査事業は下記のとおり。


街路樹の剪定など維持管理のこと・・・A(2人)B(22人)C(0人)
災害対策のこと・・・A(1人)B(23人)C(0人)
小学校と幼稚園・保育園の連携推進の取り組みのこと・・・A(2人)B(18人)C(4人)
多摩市立教育センターこと・・・A(3人)B(17人)C(4人)
就学援助費のこと・・・A(1人)B(23人)C(0人)

 決算特別委員会全体としては淡々と審査が進み、滞りない議事進行でした。集中審査事業については、全議員が評価をし点数づけをしたものの、どこまで意味を持つものなのか?についてはまだまだ課題が多いように感じています。集中審査事業の対象になっているものについては、必ずしも質疑をしなければならないというわけでなく、質疑するかどうかは議員個々人の判断に委ねられていました。当然ながら、議員それぞれで集中審査事業に対する興味関心の度合いもバラバラ・・・・つまり、せっかく集中審査事業の対象にあがっているにも関わらず、質疑がそれほど多く出されなかった事業もありました。集中審査というからには、それなりの質疑があり、行政とのやりとりが存在するべきだと思うわけですが(その方が望ましいはず・・・)、正直、集中審査対象にして意味があったのかなかったのかを疑問に感じてしまうような面も見受けられました。これは今後の決算特別委員会運営の課題になると考えています。


 ところで、今日は災害対策のことが話題になり、「総合防災訓練事業」に対する意見が出ていました。これについては去年の事業内容というよりは、今年行なわれた5年に一度の夜間訓練に対する意見が中心でしたが、特に夜間訓練の有効性を考えれば、日中訓練との一年交代での実施をするべきではないかという提案もありました。
 防災訓練については・・・・・ぼーっとしながら質疑と答弁を耳にしていたのですが、ふと思ったこと。それはペットのことです。子どものように可愛がる、伴侶として一緒に生活をしているペット。当然ながら人間とともに避難所に同伴するのではないかと思います。とりわけ家の中で飼っている小動物の場合には一緒に避難所へ来るのではないでしょうか?・・・・・でも避難所には動物が苦手な人もいるわけで、例え小さなネコや犬であっても受け容れられない人が多数いるわけです。その場合、ペットちゃんどうなるのでしょう?
 避難場所に「ペット」ちゃんの場所・・・というのはあまり聞いたことがありません。子どもや高齢者、障害者などの存在に配慮することとあわせて、ペット対応ももしかすると必要な視点かもしれないと思い浮かべてしまいました。これに対して地域防災計画等では言及されていない気がしていますので。


 5日間の決算特別委員会。この委員会での審査内容、出された意見などを次年度の予算編成にどう活かしていくのか・・・。市長が議会に対してどんなスタンスにあるのか、どういう姿勢に立っているのかは次年度予算の中で明らかにされていくのだと思っています。

投稿者 hisaka : 2006年09月25日

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