« 決算特別委員会2日目 | メイン | 決算特別委員会4日目 »

2006年09月21日

決算特別委員会3日目

 今日は総務費で集中審査に該当しなかった事業の質疑、その後、民生費の集中審査事業の質疑に入りました。
 
 本日の集中審査事業の結果は下記のとおり。


心身障害者の通所訓練のこと・・・A(11人)B(13人)C(0人)
シルバー人材センターのこと・・・A(1人)B(19人)C(4人)
学童クラブのこと・・・A(10人)B(14人)C(0人)

  発言時間に制限があるので、以上3つの事業に対する直接の発言はしませんでしたが、私が一番気になるのは「学童クラブ」の問題。
 学童クラブについては行財政再構築プランの中で、民間事業者への業務委託の方針が示されています。既に来年4月から多摩第二小学校内に新設予定の学童クラブは民間事業者への委託を前提とした準備が進んでいます。今後、順次・・・全学童クラブも公設民営型へと移行する予定ですが、その際に市民や関係者との合意形成を上手に進めて欲しいと思っています。

 公設公営の施設を公設民営に変更しようとするときには必ず賛否両論、反対の声もあがります。その時、結構、大人たちの思いだけが先走る場合もあるように感じます。大人たちで繰り広げる賛成反対のせめぎあい・・・その中で子ども」の存在を忘れないで欲しいと思います。実は大人間での論争により、子どもたちが不安な気持ちを抱く場合があるとの話を聞いたことがあります。「子ども」への配慮が特に重要だと感じています。自分の子どもが学童に通う数年後の将来のことを想像してしまいました・・・・・(もしかするとその時・・・民営型へ順次移行するという渦中に置かれているかもしれないなあ・・・・)。


 それにしても一般的には「公設公営」と言うだけで、そこに対する信頼感と安心感が持てるというのは不思議です。つまり、それだけに「公」の仕事にある責任が重いと言えるでしょう。そこに携わる人の責任も重いということです。その仕事を民間に任せていくということは、任される民間事業者にも重責が課せられるわけですが、それ以上に任せる側の行政の姿勢が問われるというのは言うまでもありません。その部分を十分に確認をして、民間のノウハウを活用しなければならないと思っているところです。

投稿者 hisaka : 2006年09月21日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1227