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2006年08月29日

たまには違った場所

 午前中は代表者会議がありました。行政からは報告事項があったのですが、東京では平成25年に国民体育大会が開催されるそうです。随分先のことですけれど、既に決定をしていて、そのための準備入るとか。そこで、多摩市では多摩東公園の陸上競技場をサッカー競技開催場所の候補地として名乗りをあげるとのことです。

 国体を開催するために莫大な‘お金’が動くことは簡単に想像できるわけですが、現状の陸上競技場では大会規格には合致しないので、スタンドの増設やら選手控え室になる管理棟の設備充実など・・・もし正式に開催地として決定した場合には改修工事が必要だとか。ざっとの見積もりでも数億円かかるという話です。
 東京都では上限を1億円として補助金を出すと言っているようですが、東京都内全体を見回して「既存の施設」にて対応することはできないのかなあと思います。
 「今あるもの」を最大限活用し、それでも対応しきれないというのであれば話しは別ですが、国体を開催するために大盤振る舞いに税金をつぎ込むけれど、国体が終わってしまえば閑古鳥が鳴きっぱなし・・・・という惨状は全国各所に広がっているわけです。
 
 「どちらにしても改修工事が必要ならば、東京都の補助金をもらって、この際、改修してしまえば?」というような意見が出ていましたが(もちろん開催場所として正式決定されることが必要ですけれど)、多摩市の現状に 見合った改修が必要なわけで、国体という何10年に一度のイベント開催のために行った改修のために、それ以後首をしめられる状況(設備を維持し管理していくのは多摩市)が目に見えているのであれば本末転倒なお話。
 国体の開催を否定するわけではありませんが、開催のあり方については考え直す時期ではないかと感じているのは私だけでしょうか?

 ところで、今日は知合いの方よりお誘いをいただいたので、PWA検定に関する体験セミナーに参加をしました。会社組織で言えば大体若手~中堅層を対象にしているのですが、ビジネスの基本「段取り力」を磨くことは必要なこと。議員の仕事は自由人、自営業のようなものですが、一つ一つの仕事を計画的にこなすためにはやはり「段取り力」が求められると思います。「やろうと思えばいくらでもできる」・・・これが議員のお仕事なので。
 今日だけ参加をして身についたとはとても言えないわけですが、ずいぶんとタメになったようです。あまりにも頭を使いすぎて、セミナー終了後にいつもとは違ってどっと疲れが溢れました。それだけいつもとは違った頭の体操をしたということでしょう♪いい訓練になりました。


 このPWA検定を主催しているのは大阪商工会議所。大阪商工会議所ではいろいろな取組みをしているようで、今度10月8日には第1回目の「メンタルヘルス・マネジメント」検定試験を行う予定です。多摩市でも職員のメンタルヘルスの問題は課題のひとつ。こういう検定試験を活用するというのも一つの方法かもしれないなと思いました。


 たまには違った場所で違った空気に触れるというのも大事なことだなと感じた一日でした。

投稿者 hisaka : 2006年08月29日

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