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2006年08月17日

会派説明

 9月議会に向けた事前の議案説明がありました。議案の説明は、議長・副議長ペア、そして市長と近しい関係にある大会派順に行なわれるようです。多摩市の場合には、公明党、清新クラブ・・・・たぶん市長を支えている一人会派の人たち・・・・その後に民主・生活者ネット、多摩市議会改革議員連盟、共産党という順番だと思われます。


 私の拙い記憶から辿ると・・・・確か当初予算が否決された前年度くらいから「合同会派説明会」ということで全議員合同での説明会が開催されていましたが、それは結局取り止めにしたみたいですね。「合同会派説明会」としておきながらも、実質的には「合同会派説明会」前に事前個別会派説明会らしき市長との懇談会が開催されていたので、「合同会派説明会」の中止には賛成です。形骸化した「合同会派説明会」ほど時間の無駄はないと思っていたので。


 さて、会派説明というのは、定例会に提出予定が確実に決まっている案件についての説明が行なわれるのが通常です。提出するかどうかわからないとか迷っている風なものについては、口頭説明だけで、後に議案追加として対応される場合も多いです。
 しかし、今日の説明会では提出を‘準備している’案件であり、まだ提出が確実とは言えない案件として「家庭系ごみの有料化」を含む条例改正案の説明がありました。議案の提出まであと約1週間あるので、その間に、もう少し熟慮してから提出するかどうかを市長が判断するそうです。
 「否決される」ことが予めわかっていて議案を提出するということは普通の思考回路からすると考えにくいのですが、少なくとも昨年12月に全く同内容の条例改正案件が審議未了になった時点と議会構成にが変更がありません。そのことを思うと、市長はどのような議会対策をし、対応を図ろうとしているのか見所?になるのかもしれませんね。

 
 今回は補正予算の中で、エコプラザの施設変更(廃プラスチックの中間処理に対応するため)に関する予算も組まれています。説明の中では、当該補正予算と条例改正案件がセットだと言うことでした。必ずしもセットとは言えないと思うのですが、市長の整理としては「セット」となっているのが今日までの段階。


 そう言えば、6月議会では収入役の人事案件をめぐっては、議案が提出され、撤回されて、新たなる助役の増員と言う条例が提案されるなど、議会って意外と柔軟に臨機応変に、その都度その都度の対応ができる場なんだなと学びました。なので、市長も最後の最後まで熟慮して、最終的な議案提出につなげていきたいとしているのかなと考えた次第です。私は、次の議会(9月議会)は6月議会ほど混乱もせず進んでいくことを願うばかりです。

投稿者 hisaka : 2006年08月17日

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