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2006年08月03日

相談に行くまでの道のり

 今日は子どもを連れて健康センターに行きました。言語聴覚士の先生による相談日でした。

 子育て相談に出かけると言うことは多くの人にとって「敷居の高い」ことだと感じます。私自身が今日までは、「相談室」に足を運ぶことに何となく心理的なハードルの高さを感じてきたので、一人で子育ての悩みを抱えてしまう母親の気持ちがそれなり理解できる気がします。
 特に、わざわざ「相談を受ける」ということは、何かものすごい問題を抱えているような、とても大層なことのような気がしてしまうこと。それから、「こんなこと」は相談するに値することなんだろうか・・・等、考えているうちに時間ばかりが過ぎてしまいます。時間が解決してくれる問題もたくさんあるのだと思いますが、悩んでいる時には前向きに考えられなくなることも多いです。


 仮に、相談する場所があることを知っていても、そしてまたその場が気軽で気安く相談できる体制が用意されていたとしても、なかなか一歩を踏み出せないという場合が少なくないと思います。なので、実際に相談に行くというところまでの道のりが結構長くて、辛かったりするのです。一般的にも少子化、核家族化の中で周囲に相談できる人がいなければ尚更だろう・・・・と思います。
 そういう状況に上手く対応することができれば、子育てをもう少し‘楽’にするはずです。しかし、ここにどうアプローチすればいいのか・・・が一番難しい課題になっているわけです。


 私の場合・・・今日の相談に行くことを決めたのもやっぱり背中をポンと一押ししてくれる人がいたから。「そうか、じゃあ行ってみようかな。」と思い、実際に相談を受けてみてよかったと思います。自分自身の安心感と納得のために行くことができて、そして地区担当の保健師さんにも会うことができたことがよかったです。
 そう言えば、保健師さんが地区担当制になっているとは言え、どの保健師さんが自分の地区を担当しているのかについて全く知られていないような気がします。ということで、自分の地区担当の保健師さんを知っておくということは必要なことかもしれないというのが今日一番の感想でした。

投稿者 hisaka : 2006年08月03日

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