« 少子化と学校と地域と | メイン | 引き続き・・・助役二人制はどうなる? »

2006年06月18日

紫陽花とかたつむり

 雨上がりの朝にほっとしたのに、午後からは激しい雨が降りました。傘を持って出かけなかったので失敗しました。

 午前中に「まったなし!ごみ減量懇談会」に参加しました。約100人ほどの参加を見こんだ会合だったようですが、参加者は15人ほど。でも、私自身は職員も交え、市民どうしのフリートークで話合いをするとしたらちょうどいい人数だったと思います。
 ごみの減量の一手段として「家庭系ごみ有料化」が提示されてきたわりには、減量対策よりも「有料化導入」に重きをおいた取組みが進んでいるという印象を持っていたのですが、今回の「ごみ減量懇談会」は、どうにかしてごみを減量しなければならないという問題意識が以前よりも感じられる取組みです。
 懇談会における話合いのルールも、参加者で決める、今後の運営もできれば参加者で決めて欲しい・・・と参加者主体での会議の運営を試ようとする点でも私自身は好感が持てましたが、実際に参加者主体でやるためには、参加者自身の気構えも必要なので、そう簡単に進められるものではないというのが実感でした。
 いずれにしても、これから地域ごとに懇談会などを開催していく方向性で動きそうですが、懇談会の趣旨や目的がもう少し明らかにされないと参加者の増加も、参加者を次の取組みにもつなげていくことも見こめないかもしれないと思いました。

 どうせなら、市長もごみの有料化については「市民の信認を得た」と確信しているようなので、テーマを「ごみの減量」に設定をし、堅苦しい行政説明会とかではなく、地域ごとに市民とざっくばらんに会話の出来るような「タウンミーティング」を積極的に開催した方がいいのではないかと思います。
 担当者たちが涙ぐましく、人の集まり状況も気にしつつ休日返上で懇談会を開催するよりは、市長が政治家として、市民との対話を大事にするという意味からも、「ごみ減量」だけをテーマにして各地域でタウンミーティングを開催する・・・・その中でもっともっと市民に身近な場所で市長が直接働きかけをし、ごみ減量への協力を求める方が有効だと感じてしまうのは私だけでしょうか?その方が人も集まりやすいと感じてしまうのですが・・・・・。


 帰り道に雨にうたれている紫陽花を見ました。紫陽花や梅雨の時期というとかたつむり・・・なのですが、最近、かたつむりを見かけていません。急に、かたつむりを見たくなってしまいました。

投稿者 hisaka : 2006年06月18日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/1151