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2006年05月21日

名称が大事・・・。

 天気の悪い日が続いていましたが、今日は洗濯日和すぎて・・・紫外線も強すぎて・・・暑い一日になりました。急激な気温上昇には体もついていくのが大変!・・・という感じで一日を過ごしました。

 ところで、昨日の午前中にベルブ永山で開催された「新たな市民説明会」=今後のごみ行政に参加しました。市長も‘まったなしのごみ減量を’と述べておられますが、そのこと自体には反論の余地なく、ごみ問題が多摩市の・・・むしろ私たち人類にとって本当に深刻な課題になっていることに危機感を覚えます。「何とかごみを減らす必要がある。」そのための努力を市民「消費者」として行動にしていかねばならないと考えています。


 新たなる市民説明会では、今後のごみ減量対策について現在までの経過も含めたレクチャーが行われるわけですが・・・・「家庭系ごみの有料化ありきではなく、もう一度、そのことも含めて市民のみなさんと一緒にごみ問題を考えていきましょう」という職員の繰り返しの説明がなぜか空しい余韻となって響いていました。
 というのも、説明会には環境部でごみを担当している3人の課長が出席していますが、その中に「ごみ有料化担当課長」という肩書きをつけた課長さんが存在するのです。この名称を持ち仕事をしている課長さんにはある意味同情してしまいますが、「ごみ減量化担当課長」くらいの名称に変更することが適切かと思います。「ごみ有料化を担当する課長」という名称は昨年度ならまだ良かったのかもしれませんが、一応仕切り直ししたのであれば、誤解を招くような名称は避けるべきです。「これからのごみ減量を一緒に考えていきたい!」というスタンスを大事にしていきたいのであれば、名称変更をするべきでしょう。そうでなければ、「市民と一緒に考え直していく」との言葉や気合いが何となく嘘めいてしまうように思います。そのことをしみじみ感じてしまった説明会でした。

 それにしても3人の課長のうち2人は・・・なんと、この4月の人事異動にて配属されたお方です。つまり、去年開催されていた説明会の状況なども全く把握できていない状況のままなので、知識はどうしても俄仕立てにならざるを得ない・・・という事情も。その状況下で、説明会を開催し、市民からの鋭く厳しいご指摘の数々に答えなければならず(当然といえば当然なのかもしれませんが、今までまったくこの問題とは無縁の仕事をしていたわけなので)、またまた私には変な同情心が生まれてしまうのでした。(見方を変えれば、3人のうち2人を刷新したと言うことで「仕切り直し」の姿勢を明確にしていると受け止めることもできそうですが・・・?)

 
 「名は体を表す」という言葉があるように、やはり組織の名称は重要です。「ごみ有料化担当課長」・・・この名称を耳にした瞬間に、多摩市の方向性が鮮明になるわけです。にも関わらず、「必ずしも有料化ありきではない」とする繰り返しの説明。どうしても齟齬がある気がしてならない・・・そう感じるのは私だけなんでしょうか。

投稿者 hisaka : 2006年05月21日

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