2006年03月23日
永山駅前雑木林・続報
建設環境常任委員会が開催されました。その報告事項には「永山駅前雑木林」の件が含まれていました。説明資料から抜粋しますと・・・・
1 土地所在 東京都多摩市永山2丁目1番4
2 土地面積 10,769.64㎡
3 取得予定価格 2億1千万円(財源 緑化基金を予定)
4 覚書の交換 平成18年3月23日
5 今後のスケジュール
(1)補正予算 平成18年6月議会
(2)契約議決 平成18年6月議会
(3)土地譲渡契約 平成18年7月
(4)土地の引渡し 平成18年7月
6 条件
(1)現状有姿による引渡しとする
(2)譲渡代金は一括払いとする
(3)多摩ニュータウン永山ハイツ住宅管理組合所有の屋外排水設備などによる当該地の占用を認める。
7 留意事項
当該団地は建築基準法(昭和25年法律第201号)第86条の規定に基づく一団地認定(平成2年4月12日付認定番号20015号)の区域に含まれており、建築基準法上の日影規制等の規定においては、当該地を含む区域内の敷地を一の敷地とみなす特例の適用を受けていることを了承する
というわけで、抜粋と言うよりは配布された資料には以上の情報が掲載されていました。(2)契約議決と言うのは、『議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例』に基づくものです。
それにしても、都市再生機構にが唐突に示した売却方針の浮上から、やっと現在にいたっているわけですが、「永山駅前雑木林を守る会」が求めてきたのは「あくまでも無償譲渡」ということ・・・・つまり、取得予定として2億1千万で折り合いをつけてしまった市長に対しては、あと一歩の交渉力を発揮して欲しいなあという率直な感想も聞こえています・・・・でも、もしかすると、これ以上は交渉の余地がないということかもしれませんね。少し残念。
とは言え、雑木林が保全されつづけることには大きな喜びを感じます。(参考:12月議会での発言)
投稿者 hisaka : 2006年03月23日
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