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2006年03月01日

定例会はじまりました!

 定例会がスタートし、一般質問が始まりました。3月議会初日は、一般質問に先立って市長の施政方針演説がありました。予め演説原稿(案)が配布されています(先月15日)。選挙前なので、市長の選挙公約に並びそうな事項が多数含まれている演説でした。

 さて、本日初日から議会のテレビ中継が本格稼動です。・・・といっても以前からお伝えしているように、市役所ロビーのテレビにしか中継されませんが、議場の様子がリアルタイムで別の場所で放映されることで、少しは緊張感が高まる感じがします。
 テレビ中継の導入に伴って、質問席が設置され、市長に対面式で通告書が読めるようになりました。従来は、議場のレイアウト上、市長の背中に向かって通告書を読みあげねばなりませんでした。市長に向けて質問をするはずなのに、他の議員や傍聴席の方を向いて通告書を読むことへの違和感が是正されました。

 
 今日は初日。そして選挙前の大事な議会ということもあり、市長はできる限り自らの言葉で答弁しようと努めていたようです。今までよりも格段に答弁には意欲的だったので、あからさまに選挙への意識が表われていました。当然かもしれませんが・・・。
 市長選挙のことで言えば、横浜市の改革派市長として名を馳せている中田さんは市長選挙の開票事務を翌日にすると表明し話題になりました。今日は、「多摩市でも即日開票ではなく、翌日開票するのはどうか?」との趣旨で即日開票の際の人件費を尋ねる質問がありましたが、多摩市では即日開票のためにかかる人件費は150万円を予定しているとの答弁でした。この「150万円」をどう捉えるのか・・・ですが、立候補する立場から言えば、投票日当日に即日開票され、結果がわかる方が気持ち的にはすっきりします。翌日開票になると一晩中落ち着けなさそうですので。


 それから、市長(また特別職)の退職金問題についてですが、市長が受領予定の15,712,000円を返上するつもりはない!とキッパリと断言していました。

 もう一つ、お伝えすること。それは「永山駅前雑木林」の件についてです。12月定例会で請願が採択されて以来、市長と都市機構との間では雑木林の譲渡にかかわる交渉が行われていますが、その交渉を少しでも前進、そして市民に有利に進めて欲しいということで、「守る会」から議会に対する要望書が提出されていました。各会派代表者宛てに文書が配布され、さらに議長、副議長への申し入れもありました。要望は「請願を採択しただけでなく、多摩市のために、議会自らも動いて、交渉を成功させるのに力を発揮してほしく、そのために、議長名で都市機構に、無償、あるいは無償に近い価格で譲渡するよう、要望書を出してほしい」という内容でした。
 これについて昼休みに代表者会議が招集され協議が行なわれました。その結果、一刻を争う問題でもあり、速やかに対応をするべきだという意見一致が図られました。議長名により都市機構に対する要望書が提出される運びです。多摩市議会にとっては画期的な出来事です。


 3月議会は長丁場。お時間のある方、ぜひ傍聴におでかけください!

投稿者 hisaka : 2006年03月01日

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